FAQ

よくある質問 (FAQ)

TE Connectivity のオンブズマン委員会の詳細をご覧ください。

TE オンブズマンは何をするのですか?

TE オンブズマンは従業員をはじめ、サプライヤ、顧客、株主、その他の方々が倫理やコンプライアンスに関する懸念を内部告発したり、問題を報告したりする機会を提供する独立かつ公平なリソースとなるものです。オンブズマンは、TE 取締役会による監査委員会の直下に置かれ、提起されたすべての問題について適切な時機に公平かつ適切なレベルで解決を図る責任を負います。

TE Ombudsman では通常、どのような問題を扱うのですか?

当社の報告チャネルを通じてさまざまな種類の問題が報告されます。具体的には会計、監査、倫理、コンプライアンスに関する問題、TE ポリシや『倫理的行動に関するガイド』に対する潜在的な違反、不正行為や不当な扱いに関する問題など、多岐にわたります。

ConcernLINE と ConcernNET はそれぞれどのようなものですか?

ConcernLINE は、コンプライアンスや倫理に関する問題、または TE オンブズマン委員会が扱うその他の問題に関する懸念事項を報告する場合に利用できるトールフリー ダイヤルのホットライン サービスです。 週 7 日 24 時間、いつでも利用できます。 ConcernNET はインターネットを介して懸念事項を報告するための Web ベースのプラットフォームです。 ConcernLINE への通話、および ConcernNET に対する提出内容はすべて、外部の担当者によって受領されます。担当者は、報告された問題の詳細を現地母国語で文書化し、事例番号と個人識別番号 (PIN) を割り当てます。以降、報告者はこの PIN を使用して照会できるようになります。

報告をするときに自分の名前を名乗らなければなりませんか?

世界のほとんどの国々では、匿名のまま問題を報告することができます。提出した事例については、任意で、PIN 番号を入力することにより、経過の追跡や、調査担当者からの連絡に対する応答を匿名で行うことができます。 国によっては、現地の法律によって、この種の問題の報告を匿名で行うことを禁止しているところもあります。 こうした国では、ConcernLINE の通話時や ConcernNET へのレポート送信時に、名前を明らかにすることが義務付けられている旨が告げられます。 いずれの場合も当社では、報告や調査のプロセスを可能な限り内密で行い、報告者、不正を告発された人、さらに調査の段階で関わりを持つ人の身分が明かされないように保護します。

ConcernLINE と ConcernNET はどのような時に利用すべきですか?

一般には現地の監督責任者、マネージャ、または人事部門に相談するのが最善の方法ですが、状況によっては、しかるべき独立したリソースに持ちかけたり、匿名のままである方が望ましいこともあります。次のような状況では、ConcernLINE または ConcernNET を利用して報告することができます。

  • TE の『倫理的行動に関するガイド』または同ガイドに記載されているポリシについて疑問または懸念がある場合
  • ガイド、TE ポリシ、または適用法に違反している疑いのある事項を報告する場合
  • 以前に懸念事項を提起したものの、対応が取られていない場合
  • 報告している問題や状況に経営幹部が関与していることに確信がある場合、または経営幹部の考え方が公平でないと思われ、疑問点の解決や懸念事項への対応についてどこに相談すべきかわからない場合
  • コンプライアンスや倫理の問題に関して、判断を下すのが難しい場合
  • 個人情報の侵害があったと思われる場合 (コンピューター ウイルスやフィッシング詐欺メールなどのその他の IT 問題は、TEIS サービス デスクに報告する必要があります)

 

ConcernLINE または ConcernNET の利用がふさわしくないのはどのような状況ですか?

ConcernLINE と ConcernNET はいずれも、通常の業務手順やローカル レベルでより適切な解決を図れる問題の対応について、現地の監督責任者、マネージャ、または HR アドバイザに直接掛け合う方法に代わる手段ではありません。 日常業務に関する問題については、監督責任者、マネージャ、または人事部門に直接相談する必要があります。

問題を報告すると、報復を受けることになりますか?

TE Connectivity では、報復禁止ポリシが規定されています。 懸念事項を取り上げることにより、TE Connectivity では、問題を突き止め、解決を図ることで、問題のエスカレーションを回避することができます。何か不審と思われる点に気が付いたら、すべての従業員が、臆することなく声を上げ、報告することを求められます。 TE Connectivity は、善意に基づいて行われた違反の告発や問題提起に対する報復行為は許しません。 ある従業員から善意に基づいて問題が報告された場合、この報告が、利益否認、解雇、降格、停職、脅迫、嫌がらせ、差別、その他の不当な扱いを引き起す原因になってはなりません。 報復の疑がある事例はすべてオンブズマン委員会に報告するものとします。

私は、報告すべき状況を知っていますが、私自身は巻き込まれたくありません。どうしたら匿名で報告できますか?

ConcernNET の利用、または ConcernLINE による電話連絡を匿名で行うこと (いずれも現地の法律に準拠します) ができます。 状況の調査が可能になるように、可能な限り詳しく報告してください。 

ある不正な状況を目にしたとき、ConcernLINE に連絡するよりも、同僚に話をした方がよくないですか?

ご自分の監督責任者、マネージャ、現地の人事部門、TE 法務部門の担当者に任意で相談することができます。また報告することに問題や懸念がある場合は、ConcernLINE または ConcernNET をご利用ください。 問題の解決が、ご自分の同僚、監督責任者、マネージャ、現地の人事部門、その他現地のリソースへの相談によって適切に図れる場合は、ConcernLINE への連絡や ConcernNET の利用は必要ありません。ConcernLINE および ConcernNET は、こうした直接的な相談では適切な解決が図れない状況での対応手段となるほか、現地で誰かに直接相談することを回避したい場合の報告手段として利用できます。