ライン リアクトルは、AC ドライブ (VFD とも呼ばれる)、UPS、電力変換システム、BESS、EV 充電ステーションなどのパワー エレクトロニクス デバイスに関連する電力品質の問題に対処するために設計されています。 これらの負荷は、電力品質に関する 2 種類の問題の影響を受けやすい性質があります。まず、ライン側からの電力外乱や電力中断 (過渡現象や電流電動など) はこれらのデバイスの機能を損ないます。これらの負荷は非線形であり、設備に高調波歪みをもたらすとともに、近くに接続されている他の負荷にも悪影響を与えます。IEC 61000-3-2 および IEC 61000-3-12 に、これらのデバイスの最大高調波エミッションの限度が規定されています。また、IEEE519 において、ライン側での共通結合点で許容される最大高調波歪みレベルの限度が規定されています。ライン リアクトルは、これら両方の問題を解決する実証された効果的なソリューションのひとつです。当社の CORCOM RPQ シリーズには、単相および三相負荷用の高性能銅巻線ライン リアクトルが用意されています。三相ライン リアクトルは、最大 480 V の 50/60 Hz ネットワーク向けに 1.76 A から最大 1010 A までの幅広い定格をカバーしています。単相ライン リアクトルは、最大電圧 250 V で 2 A から最大 1000 A までの幅広い定格をカバーしています。RPQ シリーズのライン リアクトルはすべて UL 認可済みです。