NanoMQS タブ端子
TE Connectivity は小型 NanoMQS 自動車相互接続システムにタブ端子を追加します。これにより相互接続システムを電線対電線接続として使用して、ブラック ボックスに接触できるようになります。
October 18, 2016
接続およびセンサ ソリューションの世界的リーダーである TE Connectivity (TE) は本日、NanoMQS 小型自動車相互接続システムにタブ端子を追加することを発表しました。新しい NanoMQS タブ端子により、電線対電線接続やブラック ボックス接触などの広く普及している NanoMQS 技術のポートフォリオがさらに充実します。
タブ端子の寸法は 0.5 x 0.4 mmで、 断面 0.13 ~ 0.35 mm² の結線に使用することができます。リセプタクル端子と同様に、タブ端子にはロック ランスと二次ロック デバイスが提供されています。タブ端子は極間 1.8 mm に設計されていますが、さらに小さい極間も用意されています。
TE の NanoMQS 相互接続システムは、主に制御ユニットのプリント基板 (PCB) に接触するヘッダで使用されている、高度な耐振動性の電気接続を確立します。低質量、超小型の寸法でありながら、NanoMQS リセプタクル端子とクリンプは LV214 に従った耐衝撃性堅牢度 4 を満たしています。この新しいタブ端子により、同一製造元の高品質の相互接続システムの両面が利用できるようになります。
TE Automotive 部門担当プロダクト マネージャの Thorsten Eisele は、次のように述べています。「NanoMQS タブ端子により、お客様の高度に小型化された相互接続の使用事例のポートフォリオが拡大されます。ポートフォリオの拡大は、自動車業界の要件を超えた相互接続のソリューションを開発するという、当社の長年にわたる取り組みを実証するものです。」
TE 製品は、代替パワー システムからインフォテインメントやセンサ技術に至るまで、自動車のさまざまな電子機能につながりをもたらします。