Creganna Medical 近位カテーテル アセンブリ ハイポチューブ メタル シャフト

製品グループ

メタルシャフトおよびハイポチューブ

TE は、構造的心疾患インターベンション、電気生理学マッピング カテーテル、アブレーション カテーテル、手術用ロボットなどの低侵襲医療機器ソリューションの開発に使用する高精度メタル シャフトおよびハイポチューブの有力なプロバイダです。

イノベーションという力強いレガシーと結びつく。 MicroGroup と Creganna Medical の買収により得られた専門知識の強固な基盤があるため、試作品の製作から大規模生産までを支援するための良好な設備が整っています。当社では広範なハイポチューブを豊富に取り揃え、お客様固有の条件に合わせて調整できるため、次世代医療機器の開発における性能の強化、リード タイムの短縮、コストの最適化ができます。 

ハイポチューブの最適な臨床性能を得るためには、まず製品用途に求められる性能要件の理解を深めてください。 ある特性の最高性能に達すると、他の特性がその直接的な影響を受けることはよくあります。当社には設計と製造の経験と専門知識があるため、これらの重要な設計決定をサポートできます。

最適な性能を得るためのハイポチューブ設計の検討事項

  • トランジション  – レーザー スパイラル切断、スカイブ機能、心線溶接などの加工技術と機能によって、製品性能を最適化するようにカスタム設計されたトランジション。 
  • 追従性  – ディスクリート ポリマー オーバージャケットなどの追従性を最大限に高める多種多様なコーティング技術。 
  • プッシュおよびトルク  – これらの重要な性能特性の最適化によって、一貫性と信頼性の高い治療部位の位置を確保。 
  • 耐キンク性能  – 耐キンク性能を最適化するため、設計に関する助言と PoleVault™ ハイポチューブ製品を提供しています。 
  • 圧縮抵抗  – プロトタイプ開発の前に要件を具体的に定義する必要があります。たとえば、1,000 mm のシャフトに 4 ポンドの力が加わる場合の圧縮は 1% 未満でなければならないなどです。 
  • 柔軟性  – 柔軟性要件は曲げ半径で指定することができます。たとえば、シャフトは 30 mm の直径で曲がらなければならないなどです。 

当社と協力して取り組むことで、グローバル展開により裏付けられた、材料、設計、製造に関する幅広い専門知識を活用できます。 臨床性能と使いやすさを備えた最適なハイポチューブには、高度なさまざまな技術的ソリューションが必要です。

テクノロジ

  • 遠位シャフト技術 - メタル シャフトの遠位端の移行や仕上げは全体的な臨床性能において重要な役割を果たすため、メタル シャフト設計全体にとって非常に重要です。遠位移行部の技術的特徴には、シンプルなバリなし切断から、より複雑なスパイラル、スカイブ、スロット、クリンプ、テーパ、フレアなどの設計があります。その他にも、柔軟性の向上や遠位アセンブリへの移行の円滑化のために、芯線、コイル、カスタム マイクロ加工コンポーネントなどを遠位移行部に追加することができます。
  • 中間シャフト設計 - お客様との協力の下でデリバリ デバイスに最適な中間シャフト設計を開発できます。材料の選択、特性、設計上の代替案に関する重要な設計決定をサポートします。先進のレーザー加工技術によってメタル シャフトを劇的に変え、柔軟性とトルク レスポンスを向上させることができます。大腿、とう骨、上腕の適切なマーカーも適用できます。当社は、シンプルな FEP コーティングから、メタル シャフトの強度と外部ポリマー ジャケットの柔軟性を兼ね備えたポリマー オーバージャケットまで、中間シャフトのコーティング ソリューションを各種提供しています。コーティング ソリューションの選択は、カテーテル シャフトの潤滑性と全体的なデバイス追従性に影響を与えます。
  • 近位シャフト設計 - 近位シャフトの設計選択は、デリバリ デバイスやカテーテルの使いやすさ全体に影響を与えます。最も一般的かつシンプルなソリューションは、流体/薬剤の注入、ガイドワイヤやシースの導入のためにカテーテル ルーメンへの基本的なアクセスを容易にするルアーやハブを備えたものです。これらのコンポーネントを適切なストレイン リリーフ機構と組み合わせてオーバーモールドすることにより、完成品のメタル カテーテル シャフト サブアセンブリを作製できます。より高度な近位設計は、機械的、電子的、診断的な機構を統合した複雑なハンドルと配備機構があります。当社はこれらすべてを設計開発することができます。

材料

材料 規格 表面処理
医療グレード ステンレス鋼 - 304、304L、177
  • 外径 0.008 インチ以上
  • 内径 0.005 インチ以上
ポリマー オーバージャケット、標準極薄 PEBAX®、ナイロン、ポリイミド、FEP、ポリエチレン
PoleVault - 優れたキンク耐性

お客様の指定

  • UTS
  • 降伏強度
  • 伸長

マーカー バンド

  • レーザー
  • 印字
  • ボンド ゾーンに化学エッチング粗面処理
Javelin - 優れたプッシュ

お客様の指定

  • UTS
  • 降伏強度
  • 伸長

マーカー バンド

  • レーザー
  • 印字
  • ボンド ゾーンに化学エッチング粗面処理

移行ソリューション

移行ソリューション
コンポーネント 性能
バリなし Microwelded コンポーネント 

 

 

レーザー プロファイル カット形状によって以下を実現

  • 柔軟性
  • トルク
  • 圧縮力
スカイブ Microwelded コンポーネント
溶接ワイヤ インサート溶接熱可塑性コンポーネント
フレア インサート モールド成形熱可塑性コンポーネント 
スロットおよびクリンプ インサート モールド成形熱可塑性コンポーネント 
研磨 インサート モールド成形熱可塑性コンポーネント 

製品プラットフォーム

革新的なメタル シャフトとハイポチューブ テクノロジー プラットフォーム

TE には、メタル シャフトとハイポチューブの既存のソリューションがあります。これらの製品が、お探しのソリューションや、お客様の仕様に合うようにカスタマイズできる出発点になる場合があります。

 

PROx™: 最適な近位シャフト

PROx は、高性能の近位シャフト サブアセンブリで、Rx カテーテルの優れた設計特性、最適なサービスおよびコスト モデルを特徴とします。生産性の高いロボット工学による完全自動化環境で製造されています。

 

PoleVault™: 最も信頼性の高いハイポチューブ

最大 40% のキンク耐性を備えたハイポチューブ ソリューション。 PoleVault™ ハイポチューブは、カテーテル性能を最適化するように特別に設計されています。そのため、製品に対する医師の信頼性が高く、患者のリスクは低く、カテーテルの収益を最大化します。 

 

MICROFLEX™: 非常に柔軟なマイクロメタルチューブ、0.013 インチ超

MICROFLEX マイクロ ハイポチューブは、インターベンショナル神経放射線学などの体内で最も微小な脈管構造の低侵襲治療用に特別に開発されたもので、1 F 以下のサイズで提供されています。一体化構造のため、医師は一貫したユーザー体験を得られます。完全にカスタマイズ可能であり、多くの設計の可能性があります。一体化設計のため、コンポーネントと実装費用を削減することで、最終製品の利幅を最大にできます。 

能力

カスタマイズ、材料科学、プロトタイピング性能

お客様の仕様に合わせてハイポチューブをカスタマイズできます。在庫の材料を使用する場合でも、完全に独自のものが必要な場合でも、成し遂げるために必要なものが揃っています。カスタム材料と次世代医療機器の開発を支援するために、TE には設計と製造に特化したリソースがあります。 

 

材料科学研究所

当社の材料化学プロトタイピング研究所は先進の特性分析機器を備えており、経験豊かな冶金学者と高分子材料科学者によるチームで構成されています。そこで、医療機器材料の微細構造を研究、開発、最適化する仕事に取り組んでいます。 

 

PROPELUS™ Prototype Center

アイルランドのゴールウェイにあります。この都市は、世界有数の革新的かつ総合的なグローバル化された医療技術ハブのひとつとして国際的に認められています。この施設の目標はシンプルで、高品質な試作品をできるだけ早くお客様にお届けすることです。詳細を見る