設計パートナシップ

設計パートナシップ

心房細動 (AF) は、心臓病関連で最速の成長を遂げるデバイス市場の 1 つです。 世界中の症候性心房細動患者の数はおよそ 1,250 万と推定され、その多くは効果的な治療を受けていません。

当社のお客様で、心房細動向け医療機器市場において上位 3 社に数えられる企業が、マッピング カテーテルおよびアブレーション カテーテルを心臓左側に挿入するための、次世代アクセス シースの開発を必要としていました。この急成長市場において、お客様の設計資源は、既存の医療機器ポートフォリオの開発だけで手一杯の状態でした。そこで、TE Connectivity の一部である Creganna Medical が加わり、協力することになります。実績のある基盤とスキルに基づき、包括的なソリューションを提供することのできる私たちのチームは、このような複雑な可動アクセス シースをお客様に代わって設計し、承認を受け、商業生産を実現するための最適なパートナーとして役割を果たしました。

プロジェクトを開始するにあたり、まず最初にお客様からの臨床的なフィードバック、および希望する仕様のリストを確認し、 TE Connectivity は製品開発、設計の確認、検証を行い、商用化への道筋を付け、製品の承認を獲得しました。このお客様はその後 2 年以内に、世界中のいくつもの規制適用地域において、商業用の臨床手続きの成功を果たしました。TE Connectivity は現在でも、この複雑な機器をお客様のために作り続けています。

設計チームは製品の中核的な臨床ニーズを満たしただけではありません。さらに、複数のターゲット移行領域、斬新な非対称シース接合、業界初の独立して回転する、止血弁のサイドアーム アタッチメントなど、いくつものイノベーションを組み込み高度に差別化したソリューションを提供しました。

低侵襲アクセスおよびデリバリ システムの設計と製造における最良のパートナー