新たな水準に展開する光ファイバ

当社の MXC 光ファイバ コネクタ向けケーブル アセンブリは、次世代通信システムに求められる高速度と高密度を十分に満足しています。

MXC 光ファイバ コネクタおよび MXC ケーブル アセンブリは、フェルール当たり最大 64 本のファイバ接続と最大 1.6 テラビット/秒 (Tbps) の速度を可能にして、次世代通信システムを実現します。 MXC コネクタと MXC アセンブリは、ビーム拡張型レンズ設計を採用することにより、従来の物理接触方式の製品が抱える多くの課題を克服して、汚れに対する高い耐性、信頼性に優れた接続、設置の容易さを実現しています。MXC コネクタと MXC ケーブル アセンブリはオープン コンソーシアムで採択された光相互接続技術を使用しており、光コネクタにクラス最高のデータ密度と使いやすさを実現することで大規模なデータ センタと分離ソリューション向け用途を目指しています。また、MXC コネクタを備えたケーブル アセンブリは、スタンダードなジャンパ ケーブル用途に使用できるほか、TE の Coolbit 光学エンジンと組み合わせることもできます。当社では、さまざまな設計要件にお応えできるように、多彩なケーブル アセンブリ構成を用意しています。 

↓ 34%

標準 MPO と比べ取付面カットアウト領域の削減

1.6

25G の回線速度で 1 つの接続から毎秒テラビット レベルの容量を実現

↑ 33%

従来の 48 ファイバ MPO ケーブル アセンブリを超える高密度を実現

MXC プラグ
MXC プラグ
MXC リセプタクル
MXC リセプタクル
MXC - MPO 分岐
MXC - MPO 分岐
MXC を使用したカスタム OFX 設計
MXC を使用したカスタム OFX 設計
Coolbit 光学エンジンと組み合わせた MXC
Coolbit 光学エンジンと組み合わせた MXC

主な特徴と利点

高速、高密度

  • 高密度: 1 つのケーブル アセンブリで最大 64 本のファイバ接続を提供することにより、従来の 48 ファイバ MPO ケーブル アセンブリを 33% 上回る密度を実現
  • 省スペース: フェースプレート密度を低減するコネクタにより、省スペースの用途を実現
  • 高速接続: 25G の回線速度で 1 つの接続から最大容量 1.6 Tbps の相互接続が可能
     

これまで以上の信頼性を備えた接続

  • 堅牢性: ビーム拡張型レンズ設計により、ほこりや汚れに対する優れた耐性や高い位置合わせ公差の面でスタンダードなフェルール コネクタをしのぐ特長を実現
  • 安全保護: 凹型構造のフェルールにより、取り扱いや嵌合での潜在的な破損に対する保護のほか、汚れからの保護にも効果を発揮

容易な据え付けと安価な運用コスト

  • 簡潔な LC スタイルのラッチによる容易な挿抜
  • 凹型構造のフェルール設計による軽い挿入力
  • 汚れに対して優れた耐性を持つ凹型構造のフェルールにより、設置前にレンズのクリーニングを必要とすることが少なく、短期間でデータ センタの稼動開始が可能

各種の設計要件に対応できる豊富なオプション群

  • 用途ごとの要件に基づき、OM2、OM3、OM4 の各ファイバ タイプを使用する MXC コネクタのケーブル アセンブリを選択可能
  • システム設計に基づいて、MXC - MPO、MXC - LC などの分岐構成を採用可能
  • スタンダードなジャンパ ケーブル用途で使用できるほか、TE の Coolbit 光学エンジンとの組み合わせも可能

用途

MXC 光ファイバ コネクタおよび MXC ケーブル アセンブリ向け

  • データ センタ向けのスイッチ、サーバ、ルータ
  • エンタープライズ ストレージ
  • 高密度マルチチャネルの光通信システム
  • テレコム ネットワーキング