電流量を低減する設計

TE では、プラガブル スタイルで最大 40 W にまで対応する多彩な製品を始めとして、ほぼあらゆる技術と実装方式に対応可能なスルーホール型抵抗器を、幅広くご提供しています。当社では定格 3 W の最小サイズから、電力供給に対応可能な製品を取り揃えています。Citec/Holsworthy/Neohm/CGS 抵抗器を始めとする、TE の抵抗器ラインナップをご覧ください。

スルーホール型抵抗器は、屈曲可能な長いリード線を持つ固定抵抗器であり、実験用回路板に固定したり、手作業や流動はんだでプリント基板 (PCB) にはんだ付けしたりできます。 スルーホール型抵抗器はリード抵抗器とも呼ばれ、回路内の電流量を低減するために使われます。

 

スルーホール型抵抗器には、両端にリードがあるアキシャル型、リードが下方を向いているラジアル型、端子を PCB に抜き挿しできるプラガブル型の 3 種類があります。カーボン フィルム アキシャル抵抗器は、最も広く普及しているスルーホール型抵抗器です。 

 

スルーホール型抵抗器には、実験用回路板への実装、プロトタイピングのほか、はんだ付けが不要な用途に適したタイプもありますが、スルーホール型抵抗器の多くは、自動的に PCB に挿入されるタイプです。コンポーネントは弾薬帯のような形で供給され、装置を用いて挿入前にリードのカット、成形を行います。その後、ボード全体が流動はんだ装置に送られ、リードが正しい位置にはんだ付けされます。

HPCR シリーズ アキシャル リード非誘導バルク セラミック抵抗器 は、小さなサイズで高いピーク電力または高エネルギー パルスを扱わなければならない場合に適しています。バルク構造の利点は、本質的に非誘導性の抵抗器を作り出すことです。また、エネルギーや電力をセラミック抵抗器の本体全体に均一に分散させることができ、機能不良を引き起こす膜またはワイヤがありません。セラミック組成抵抗器は、入手しにくいカーボン組成抵抗器の代用として、2 ワット サイズのドロップイン交換に使用できます。"