パイロット生産
TE では、コンセプトの設計からパイロット生産まで包括する、フルサービスを提供します。製造設計に関する専門技能とグローバル ネットワークを有する TE は、次世代の医療機器を作成するための最良のパートナーとなります。
TE Connectivity は専門的な製造サポートを提供します。 製品ライフサイクルの中の開発段階において、非臨床要件および臨床要件に対するコンセプト プロトタイプから完全な製品製造まで、
TE はパイロット生産を、TE の有するプロトタイプ センタのグローバル ネットワークと、製造設計に関する専門技能によってサポートします。
プロトタイプ センタ
市場投入までの時間は、成功の鍵となります。 私たちは、さまざまな製造施設でプロトタイプ センタを運営しています。こうしたプロトタイプ センタは、製品の部品やサブアセンブリの一定数のプロトタイプを規定の期日と仕様を遵守して提供するための、専用の設備および機器を備えています。
最寄りの担当者を介して TE のプロトタイプ センタにお問い合わせいただくと、経験豊富な設計チームがお客様のリクエストを専属で担当します。TE の設計チームは、プロジェクトの完了に至るまでの個々の段階をサポートします。設計に関する助言を提供するほか、医療機器全体を最適化し、コストを最小化するための代替的な技術ソリューションも紹介します。
製造性を考慮した設計
製品設計段階で行った決定は、製品コストの約 70~80% をも確定します。 一方、生産中に下した決定は、製品コストの約 20% を確定します。設計が凍結された後は、製品設計を変更しようとしても難しく、コストも大きくなります。だからこそ、製品開発サイクル初期段階で製造性考慮設計 (DFM) に適切に投資し、これを考慮することが、単価の引き下げ、製品品質の向上、製造プロセスの信頼性向上、規制要件の確実な遵守、市場投入までの時間の短縮といった、多岐にわたる利点を生むことになります。TE Connectivity の製品設計、開発、パイロット生産プロセスのあらゆる段階に、製造性考慮設計の原則が組み込まれています。