MCON 8 リセプタクル端子
TE の MCON 8 リセプタクル端子は、幅広い製品群に加わった最新の製品です。MCON 8 は、最大 80 アンペアを処理できる堅牢な自動車端子で、自動車コネクタ用 AK ワーク グループ スタンダード端子極数と互換性があります。
October 04, 2016
接続およびセンサ ソリューションの世界的リーダーである TE Connectivity (TE) は、本日、車両のパワーおよびシグナルを伝送する新しい MCON 8 リセプタクル クリンプ接点を発表しました。この新製品は最大 80 アンペアの電流を処理するように設計されており、増大する電化のトレンドをサポートし、より安全でスマートで、より環境に優しく、より密接につながる車両を実現します。
TE の MCON 8 端子は、コネクタ用 AK (ドイツの OEM ワーク グループ) スタンダード端子極数と互換性があります。この新製品は温度や耐振性などの過酷な自動車環境用に特別に設計されており、優れた電気的および機械的完全性を備えています。
「MCON 8 接続システムの設計によって、高温の中でも一貫して低い接触抵抗で中レベル電流の伝送が可能になりました」と、TE の EMEA、自動車担当 Product Manager の Thorsten Eisele は述べています。「低接触抵抗の新しい銀メッキによって限界温度が摂氏 180 度にまで広がり、標準的な銀メッキ タイプを高温で使用した場合に発生することの多い層間剥離が生じません」
MCON 8 には 12 個の端子スプリングと 2 つの端子レベルがあります。それによって、非常に高い信頼性と耐振動性を実現しています。端子のデザインによって、リセプタクルのタブ端子の横軸での傾斜運動が防止されています。同時に、MCON 8 端子システムは操作が簡単です。必要となる挿入力が比較的小さく、端子スプリングの伸びすぎから確実に保護される設計になっているからです。
MCON 8 は、AK スタンダード 114-94201 に基づいて 2 つの異なる厚さのタブ端子 (8.0/9.5 mm x 0.8 mm および 8.0/9.5 mm x 1.2 mm) に設計されています。シール型と非シール型の製品が用意されています。非密閉型オプションにはケーブル断面が最大 16 mm² のケーブルが含まれており、シングル ワイヤ シールの製品とケーブル断面が最大 10 mm² のケーブルで使用することができます。
MCON 端子ファミリには、MCON 0.5・MCON 1.2・MCON 2.8・MCON 6.3 も含まれています。
TE の技術は、クラウドに接続されたサービスや代替パワー システムからインフォテエインメントに至るまで、車両内のほぼすべての電子機能を接続します。当社は業界のリーダー企業や有名な団体と連携し、車内ネットワークの世界的な業界標準や要件を発展させています。