- QL 水晶 Weigh-In-Motion センサ (QL WIM) の道路上での寿命はどのくらいですか?
QL 水晶 WIM センサは道路上での長寿命を念頭に設計されています。 センサの設計の際に、コンピュータによる有限要素解析をアルミニウム断面に実行し、最も過酷かつ、繰り返される負荷に対して、構造のどの部分も材料の塑性限界を超えないことを確認しています。 また、センサの設計および構造に使用された部品には、確固とした実績があります。 センサは、電気的干渉からの保護や避雷のため、完全にシールドされています。 どのロード センサにも言えることですが、センサの寿命は道路の品質の影響を受けます。 QL 水晶 Weigh-In-Motion センサを取り付ける道路部分は、ASTM 1318-09 or COST 323 設計ガイドに準拠している必要があります。
QL 水晶 Weigh-In-Motion センサは、ピエゾ インタフェース カードを備えた市販の WIM システムとともに使用することを想定しています。QL は電荷を発生し、通常は次にデジタル化され、車軸と車両の重量を分析します。 QL は、市場の他のセンサと同様、負方向の信号を出力します。
- QL 水晶 Weigh-In-Motion センサは、アスファルトまたはコンクリートに取り付けることができますか?
QL WIM センサは、アスファルトまたはコンクリート (ポルトランド セメント) に取り付けることができます。 ポルトランド セメントの設計上の寿命は、通常アスファルトの道路よりも長くなっています。 このため、通常 QL WIM センサは、ポルトランド セメントの道路に取り付けることが推奨されます。しかし、多くは、アスファルトの道路に取り付けられます。 センサは、ひび割れや接合部のない、よい状態の道路に取り付けることが非常に重要です。 また、想定される負荷に持続的に耐えうる厚みが必要です。 また ASTM/COST 323 ガイドラインに従って、センサの取り付け前、および取り付け後において道路はなめらかで平坦である必要があります。
- QL 水晶 Weigh-In-Motion センサには、取り付け用グラウトが用意されていますか?
取り付け用のグラウトは TE Connectivity でお求めいただけます。 特別仕様のエポキシがキットとして販売されています。 キットは 1 つのセンサの取り付けに十分です。キットには次の 3 つから構成されています – 樹脂、 硬化剤、およびシリカ充填剤。 各センサには取り付け方法説明書が付属していますが、キットにも使用説明書が含まれています。 エポキシは、説明書にあるように、混合用ヘラおよび電気ドリルを使用して混合します。 エポキシはカット部分や前もって準備されたスロットに一部を流し込み、その後、側面に塗り付けます。 センサをスロットに差し込み、さらにエポキシを追加します。
- QL 水晶 Weigh-In-Motion は ASTM または COST 323 の精度を満たしていますか?
QL 水晶 WIM センサで実現できる精度は、使用するセンサの数、 構成、使用する WIM システム、および道路品質など、さまざまな要素に依存します。 実世界の高速道路で使用される QL センサは、ASTM 1318-09 III および COST 323 A(5) を満たしています。