May 22, 2018
接続およびセンサの分野で世界をリードする TE Connectivity (TE) はこのたび、コストを最適化する新開発の DEUTSCH シングル モジュール コネクタ用バックシェルを発表しました。この新しいバックシェルにより、TE の既存の DEUTSCH DMC-MD シングル モジュール シリーズ製品ラインにコスト削減のメリットが加わります。DMC-MD コネクタは、機内エンターテイメント (IFE) や客室システム、電子機器システムに最もよく使用されているコネクタのひとつです。
TE の Aerospace, Defense & Marine 部門担当 Product Manager の Christian Cavailles は、次のように述べています。「コネクタからねじ式ロックを取り除き、ロゴと型番をコネクタにモールドすることによって、性能はそのままに、シンプルでより低価格のコネクタとなっています。新しいバックシェルは、この分野にはこれまで見られなかった機能性を提供することによって、DMC-MD 製品ラインを完璧なものにします。」
コストを最適化する TE の新しいバックシェルには、雌雄同型の設計 (同一形状) などのメリットがあります。また、2 本のステンレス鋼セルフタッピングねじが含まれており、ネジ式ロックは必要ありません。TE ロゴと型番はモールドされており、余分な製造ステップとそのコストを削減できます。新設計ではコネクタ裏面のグリップも強化され、コネクタの嵌合と嵌合解除が容易にできます。また、プラグとエクステンダー リセプタクルのどちらにも配置できます。最終的に、航空宇宙用に認定された標準 DMC-MD シングル モジュール シリーズのコネクタと完全に適合します。