February 02, 2018
接続およびセンサの分野で世界をリードする TE Connectivity (TE) はこのたび、新しい DEUTSCH 光ファイバ用高密度インライン ドライメイト コネクタを発表しました。TE では、現場での 30 年以上にわたる実績に裏打ちされた、信頼性に優れた高圧/高温 (HP/HT) 光ファイバ技術を駆使して、この光ファイバ用マルチチャネル コネクタを開発しました。海洋の過酷な環境にも耐えるよう設計されており、スペースと重量を限界まで削ぎ落すことが求められる用途に最適です。
TE の DEUTSCH 高密度インライン コネクタは、マルチチャネル光ファイバ管理に適した、コスト効率に優れたソリューションを提供します。標準バージョンの光ファイバ チャネル (FO) 実装数は 12 ~ 24 ですが、ご要望があれば最高 48 チャネルまで対応可能です。-30℃ ~ 121℃ での動作を可能にする高温ファイバと、差動圧力 450 bar (6,536 psi) に耐える定格を備えたバルクヘッド リセプタクルを採用したこのマルチチャネル光ファイバ コネクタは、張力および温度の監視中でも安定した性能を維持します。物理的接触部を直角にすることで、挿入損失と後方反射を抑えています (負分散 45 dB 以下)。さらに、バルクヘッド リセプタクルに 2 重の防水シールを施して、水没した場合でもシステムの完全性を維持します。
「新しい光ファイバ用高密度インライン ドライメイト コネクタは、マルチファイバ HP/HT フィードスルー システムと同じく、信頼性に優れた技術を駆使して設計されているため、エンジニアにとっては TE の定評ある DEUTSCH ドライメイト コネクタとの互換性を備えた、馴染みのインタフェースであるはずです」と、海底油田/ガス田向け製品 Product Manager、Jérémy Calac は述べています。「海洋再生可能エネルギ システムや、海中でのフレキシブル ケーブル結線やアンビリカル結線にも適しています」