TE Connectivity の Raychem USB 3.1 ケーブルはデータ速度最大 10 Gb/s を提供
既存の USB 2.0 を完全にサポートし、USB 3.1 電源に対応することで、次世代の航空宇宙用途を推進
09/20/2022
コネクティビティおよびセンサの世界的リーダーである TE Connectivity (TE) は、データ速度を最大 10 Gb/s まで高速化する新しい Raychem USB 3.1 ケーブルを発表します。Raychem ケーブルは、民間およびミリタリ航空宇宙用途に対応するように設計されており、USB 2.0 の既存用途にも対応しています。USB 3.0 の 2 倍の帯域幅を持つ、この USB 3.1 ケーブルは、eVTOL (電動垂直離着陸)、UAM (アーバン エア モビリティ)、UAV (無人航空機) の用途に特化して設計されています。
「データ速度の高速化は、次世代航空宇宙プラットフォームの主要な要件になりつつあります」と、TE の Aerospace, Defense & Marine 部門の Product Manager である Greg Shirk は語ります。「私たちは、航空宇宙機が空中を移動し、重要データを動かし続けるために、データが目的地に迅速に到達することがいかに重要であるかをわかっています。そのため、現在の業界の期待以上に応えるように USB 3.1 ケーブルを設計しました。」
TE の USB 3.1 ケーブルは、-65°C から 200°C までの過酷な環境の温度に耐えることができます。IFE (客室娯楽) やデータ転送からミサイル用途やアビオニクス システムに至るまで、この新しいケーブルは利用に要する時間とコストの削減に役立ちます。市場に出回っている業界標準のテープ ラップ構造と比較して、TE の構造では、押し出し成形されたコンポーネントおよびジャケットを使用しているため、結線をより簡略化することができます。
USB 3.1 ケーブルは、高速なデータ速度に対応するよう設計されており、以下の特長を備えています。
- 使用温度範囲: -65°C ~ +200°C
- 燃焼性: 60 度の試験に従って試験した場合、FAR パート 25、付録 F、パート 1の要件を満たしています。
- ジャケット引張強度 2,000 psi 以上
- ジャケット伸び率 200% 以上
詳細については、Raychem USB 3.1 ケーブルをご覧ください。