TE Connectivity は、バッテリー充電ステーションに優れた制御をもたらす IHVA 200 高電圧 DC コンタクタを発表します。
公開
05/14/19
ダルムシュタット、ドイツ
2019 年 5 月 14 日
接続およびセンサ ソリューションの世界的リーダーである TE Connectivity (TE) は、高電圧バッテリー充電ステーションのコスト効率と信頼性の向上を図る、DC 200A/110V 負荷に対応する IHVA 200 DC コンタクタを発表しました。
この新しいコンタクタには、特許取得済みの設計が採用されています。この設計により、ハーメティック シール領域に不活性ガスを使用して過剰な電流や電圧がかかった場合に爆発を防止する、標準の充電ステーションのアプローチが不要になります。アーク消滅を促進するシンプルな機械構造によって同じ目的を達成し、卓越した性能を発揮しながら、市場投入期間を短縮します。TE 独自の設計により、性能の劣化なしに電気的寿命が 5,000 サイクルまで延長されます。
Product Manager の Steven Bian は、次のように述べています。「TE は、充電ステーションだけでなく、AGV や 電動フォークリフトなどの産業用途にも使用する目的で IHVA 200 を開発しました。DC 110V/200A 定格はこのような用途に最適ですが、なによりも重要なことは、これらの用途で使用されるお客様のコスト効率向上のご要望にお応えできる性能を備えていることです。これにより、お客様は競争力に優れた安全で信頼できる設計を実現することができます。
TE では、製品開発の焦点をお客様のニーズに合わせています。この IHVA 200 には、イノベーションに置かれた当社の高い価値観が反映されています。定格 500 V の電流は、多くの場合、目的の用途に必要とされる電流よりもはるかに大きいと当社では考えます。当社のアプローチは目的に即したものであり、コスト効率にも優れています。」
IHVA には一形態の X メイン コンタクタがあり、コイル電圧 DC 12 V、24 V または 48 V のコイルからお選びいただけます。また、メイン コンタクタのステータスを保守目的で検知するための補助接点を備えたバージョンも用意されています。設計は「無極性」で、接続時に + 極か - 極かを見分ける必要はありません。また、コイルと補助接点を接続するクイック コネクト端子により、簡単に取り付けできます。IHVA 200 DC コンタクタは、-40°C から最大 +70°C の動作温度範囲を備えています。