システム設計者は次世代データレートの設計を実現
公開
04/01/20
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データアンドデバイス 川前 貴裕
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STRADA Whisper ケーブル リセプタクル
2020 年 4 月 1 日-高速コンピューティングと大容量ネットワーク通信分野における世界的大手メーカーであるTE Connectivity (NYSE:TEL) の日本法人タイコ エレクトロニクス ジャパン合同会社(本社:神奈川県川崎市)は本日、新しい STRADA Whisper ケーブル リセプタクルを発表しました。このリセプタクルを使用することにより、サーバー、スイッチ、ルーター向けに最大 112G PAM-4 データ レートの設計が実現できます。新しいケーブル リセプタクルは、一端に STRADA Whisper コネクタが組み込まれ、もう一端にバックプレーン、ミッドボード、入出力(I/O)製品などの各種高速ソリューションを接続することで、プリント回路基板(PCB)をバイパスし、挿入損失とクロストークを最小限に抑えることができます。
TE の STRADA Whisper ケーブル リセプタクルにより、高周波域において、最適な伝送特性 (SI) を維持することが可能となります。リセプタクルはケーブル接続され、PCB 上の省スペース化を実現できます。これは、高密度の機器設計において不可欠です。STRADA Whisper ケーブル リセプタクルは、さまざまな TE のバックプレーン、ミッドボード、および I/O 製品に対応しています。例えば、スモール フォーム ファクター プラガブル(SFP)、クアッド スモール フォーム ファクター プラガブル(QSFP)、クアッド スモール フォーム ファクター プラガブル ダブル デンシティ(QSFP-DD)、Sliver、オクタル スモール フォーム ファクター プラガブル(OSFP) コネクタ(カスタム ケーブルアセンブリはご要望に応じて提供)などです。これにより、システム設計者は通信機器に対する高い顧客要求に柔軟に対応できます。
TE Connectivity の データ アンド デバイス事業部の プロダクトマネージャ である Dean Harmon は、次のように述べています。「TEは、新しい コネクタ と ケーブル アセンブリ により、いち早く次世代の データ レート を提供できるように努めます。当社の STRADA Whisper ケーブル リセプタクルを使用することで、高周波域における 伝送特性 (SI) の最適化が可能となり、お客様の次世代 データ センター 機器の設計が容易になります。」