112Gbps PAM-4への移行が容易に実現
公開
09/12/19
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データアンドデバイス 川前 貴裕
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フットプリントの最適化により、更に費用対効果の高い設計に
2019年9月12日 –高速演算と大容量ネットワーク通信分野における世界的大手メーカーであるTE Connectivity (NYSE:TEL) の日本法人タイコ エレクトロニクス ジャパン合同会社(本社:神奈川県川崎市)は本日、次世代のデータセンターにおけるシステム アップグレードを容易に実現できるSTRADA Whisper Rバックプレーンコネクタを発表しました。フットプリントが新たに最適化されることによりクロストークを低減し、56Gbps PAM-4から112Gbps PAM-4へのアップグレードが実現します。
STRADA Whisper Rコネクタは、TEの既存のSTRADA Whisperコネクタと合致するインターフェースを採用し、後方互換性を備え、卓越した電気性能を持っています。さらに、新たな設計と組立作業が完全に自動化されることにより、従来のSTRADA Whisperより高いコスト効果を持っています。このコネクタは、従来のバックプレーンのアプリケーションに向けて4ペア構成で用意され、92Ωの電気抵抗を備えています。そして92Ωの電気抵抗を備えることにより、85Ωと100Ωの電気抵抗システムの要件を満たしています。
「データセンター、サーバ、ストレージ、ワイヤレスインフラなどのアプリケーションにおいてデータ通信の速度がより高くなっており、より高性能のコネクタソリューションが求められています。市場が112Gbpsを迎え入れる準備を整える一方で、当社はSTRADA Whisper Rコネクタを、56Gbps PAM-4から112Gbps PAM-4への移行を容易に行えるようにする、新しいフットプリントの設計を採用した費用対効果の高いバックプレーンソリューションとしてご紹介しています」と、TE Connectivityのプロジェクトマネージャ、Sawin Saibuaは述べています。