TE NEWS: 2030年に向けた新たな持続可能性目標および事前目標を設定

企業責任レポートで同社初となるより良い将来に向けたビジョンを発表

公開

08/18/20

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マーケティング 櫛引 健雄
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2020年8月18日– 接続およびセンサの世界的なリーダーであるTE Connectivity (NYSE:TEL、以下「TE」、本社:スイス、シャフハウゼン;日本法人:タイコエレクトロニクスジャパン合同会社、本社:神奈川県川崎市)は2020年8月5日、同社の将来的なビジョンにより重点を置いた長期的な持続可能性および企業責任に関する戦略を発表しました。

 

TEの「One Connected World (つながる世界) 」戦略には、従業員、顧客、そして株主を支える企業として世界をより良くしていくための一連の目標が具体的に述べられています。

 

CEOである テレンス・カーティン(Terrence Curtin)氏は次のように述べています。「TEでは、これまで年次の企業責任レポートを通じて継続的で透明性の高い環境活動、社会活動、ガバナンスに関する報告を行っており、この10年間の歩みを誇りに思っています。今回、私たちは「One Connected World」によって一つ高いレベルへと企業戦略を押し上げます。

 

One Connected Worldは、より安全で持続可能な社会の実現、より豊かな、つながる未来の創造という当社の目的に根ざし、次の10年間にわたって測定可能な影響を与えるためのロードマップを提示するものです」


TEは、2030年までに達成すべき9つの戦略目標を掲げています。
• 持続可能性の製品製造プロセスへ適用
• 取引先や物流業者と提携した、サプライチェーンの持続可能性強化。新規建築物での持続可能な施設イニシアチブ準拠
• 工場での事故ゼロ
• 水資源に乏しい地域では施設の100%で削減目標を達成
• ゴミ排出量の削減
• 温室効果ガス排出の35%以上削減
• すべての差異を大切にし、すべての意見に耳を傾ける企業文化の強化
• 次世代技術教育において300万人に影響を与える
• 世界的な人権プログラムの実施


同社では今後、目標に向けた進捗を測定し、2020年度から開始される年次の企業責任レポートで報告します。「One Connected World」のビジョンを追求する上でTEが既に実施した内容については2019年度のレポートに詳報されています。一例として、同レポートには過去10年にオペレーションに組み込まれた持続可能性への取り組みが掲載されています。同社では、2012年、2015年、2018年の温室効果ガスおよびエネルギー削減の目標を達成しています。

 

このレポートは、TEのサステナビリティ会計基準審議会(SASB)基準に沿った企業責任レポートの初年度となります。TEは、産業分類システムSustainable Industry Classification System® (SICS®、持続可能な工業分類体系)に基づく資源加工セクター業界固有のSASB基準である電気・電子機器持続可能性会計基準に準拠しています。