TE NEWS: TE Connectivityが、 FPS2800 オイル特性センサを発表

オイルの品質、状態、汚染物質を同時に検知可能に

公開

08/03/20

メディアからの問い合わせ

センサソリューション 関口 慎悟
044-844-8127
sekiguchi.shingo@te.com

オイルの複数の特性を測定するFPS2800 オイル特性センサ

2020年8月3日 – デバイスの最適化と長寿命化を実現する方法を求める企業にとって、信頼性と精度の高いオイル状態監視センサは重要です。このニーズに応えるために、接続およびセンサの世界的なリーダーであるTE Connectivity (NYSE:TEL) の日本法人タイコ エレクトロニクスジャパン合同会社(本社:神奈川県川崎市)は本日、 FPS2800 オイル特性センサを発表しました。FPS2800 は、産業機械やコンプレッサからオフロード車まで、さまざまなアプリケーションにおける流体状態の監視に最適化されています。


複数の物理的特性を測定する FPS2800 は、オイルの品質、状態、汚染物質を同時に検出することができます。装置に直接取り付けた FPS2800 は、適切なオイル交換時期を判断し、より大きな損傷の原因となるシステムの問題の検出に役立ちます。標準ポート接続と CAN プロトコルにより取り付けも簡単です。

 

オイルの状態監視を必要とするシステムや機器の設計や保守を行うお客様に適しています。
• 産業および商業輸送: オフロード車、鉱山用トラック、建設機械、農業用車両
• 工業: 油圧システム、コンプレッサ、発電機セット
• アフターサービス
• 総合システムプロバイダ

 

TE のEMEA地域製品ラインマネージャー Antoine Gilliocq(アントワーヌ・ギリオック)氏は、次のように述べています。「現在の産業市場および ICT (Industrial & Commercial Transportation)市場では、システムや機器のオイルを監視する効果的なマルチパラメトリックソリューションが求められています。TE の FPS2800 センサは、長期的な流体状態監視に対して高まる市場ニーズに対応しています。」

 

TE FPS2800 オイル特性センサの特徴:
• 1つのセンサで動的粘度、密度、誘電率、温度を測定し、流体解析を強化するマルチパラメトリックセンシング。
• M14x1.5 適合ポートと、SAE J1939 に準拠したシンプルな通信 CAN で容易な統合。
• 頑丈なステンレス316L ハウジングで、長期にわたり性能を維持。