2 レーンの 28G NRZ および56G PAM-4 I/O 相互接続ソリューション
公開
08/27/20
メディアからの問い合わせ
データアンドデバイス 川前 貴裕
044-844-8721
kawamae.takahiro@te.com
高密度化と高速化によるネットワーキングの課題と進化する帯域幅需要に対応
2020年8月27日–高速演算と大容量ネットワーク通信分野における世界的大手メーカーであるTE Connectivity (NYSE:TEL) の日本法人タイコ エレクトロニクス ジャパン合同会社(本社:神奈川県川崎市)は本日、入出力 (I/O) 相互接続向けに新しいスモール フォーム ファクタ プラガブル ダブル デンシティ (SFP-DD) 製品を加え、スモール フォーム ファクタ プラガブル (SFP) 製品のポートフォリオを拡充することを発表しました。「ダブル デンシティ」の新しいケージと表面実装コネクタにより、SFP構造による従来の 1 チャネル データ伝送ではなく、2 チャネル データ伝送を提供できるようになります。これにより、データ センタ システムのポート密度が倍増され、データ転送速度を高速化しやすくなります。
SFP-DD ソリューションでは、SFP28/SFP56 製品ポートフォリオよりも高密度で優れた伝送特性(SI)を実現し、PCB とフェース プレートのスペースを QSFP28/QSFP56 よりも広く確保できます。SFP-DD コネクタは 2 レーンのインタフェースを特徴とし、112G PAM-4 (最大 56 Gbps または 112 Gbps) へのロードマップを視野に入れ、最大 28G NRZ および 56G PAM-4 のプロトコルを提供できます。新しいケージとコネクタはどちらも既存の SFP 製品との下位互換性があるため、既存の SFP シリーズ アプリケーションから簡単にアップグレードが可能です。システム設計の柔軟性とカスタマイズ可能なソリューションが得られ、熱管理、ケーブル長、スタック構成をサポートできます。また当社の SFP-DD 相互接続ソリューションであれば、TE の革新的なサーマル ブリッジ技術による優れた放熱性能を実現できます。
TE の Data and Devices 部門でプロダクト マネージャを努める Jimmy Juは次のように述べています。「SFP-DD 製品は、高速 I/O データ伝送向けの小型で効率的な相互接続を実現できます。レーン不足や進化する帯域幅の需要によって生じるサーバーの課題に対処し、ネットワーキングをサポートすることで、高密度という強みを生かした最適なパフォーマンスを提供します。」