幅広いアプリケーションとチューブ処理要件に対応する革新的な機能を備えた装置
公開
06/09/21
メディアからの問い合わせ
アプリケーションツーリング 石森 啓太
044-900-5026
jp_tool@te.com
ペンシルバニア州、バーウィン
2021年6月9日
要求の厳しい熱収縮用途には、最適な加熱温度と、過酷な環境からスプライスを保護する性能および制御機能を提供する熱収縮チューブ処理装置が求められています。このニーズに応えるため、接続およびセンサの世界的なリーダーである TE Connectivity (NYSE:TEL、本社:スイス、シャフハウゼン;以下「TE」) は、「X シリーズ熱収縮処理装置」を発表しました。 コンパクトなRBK X1装置からXB 17およびXB 19ベルト ヒーター まで、これらの新しいモデルは、幅広い用途とチューブ処理要件に対応できる堅牢で信頼性の高いソリューションを提供します。
TE ConnectivityのプロダクトマネージャーであるMike Tamは、次のように述べています。「私たちは、お客様に最高のアプリケーション機器を提供するために技術革新を続けています。TE の新しいX シリーズ熱収縮処理装置には、チューブ容量の拡大、優れたプロセス制御、正確な精度、および様々な業界のお客様のニーズに応える柔軟な設計を備えています。」
次の製品が、X シリーズ熱収縮処理機器ポートフォリオに含まれています。
• RBK X1プロセッサー:熱収縮チューブ直径最大19 mm、長さ 60 mmまでの電線の束、スプライス端子およびリング端子のシーリングに特化して設計されたセミオートマシンです。 RBK X1は長寿命の加熱エレメント、階層ごとのオペレータキーロック/パスワード保護と加熱設定時間、加熱温度、製品サイズ情報の個別選択ができる機能を有しています。
• RBK X1Cプロセッサー:RBK X1プラットフォームに基づく RBK X1C熱収縮装置は、正確な結線およびそのチューブ配置を維持する自動センタリングデバイスを備えています。プログラム可能なスプライスセンサにより、センタリングプロセスを開始するため結線が正確に配置されていることを電気的に確認できます。 結線の配置の確認時に、システムは自動化されたガイドアームを作動させ、チューブ製品を適切に定位置に配置して熱収縮サイクルが開始できるよう準備します。
• XB 17およびXB 19ベルト ヒーター:生産レイアウトを容易にする薄型設計になっています。 XB 17モデルは、最大長さ90 mm、直径19 mmまでの熱収縮チューブを処理できます。 XB 19モデルは、最大長さ100 mm(ワイドモデルでは160 mm)、直径25 mmまでの熱収縮チューブを処理できます。 ヒーターは、プログラム可能な多言語対応のタッチスクリーンインターフェースを搭載し、ベルト速度、加熱温度の設定とユーザーによる複数の独自プロファイル作成を可能にします。 ベルトは、自動的に方向を反転させ、ワイヤが設定温度に達する前に加熱チャンバーに入り込むのを阻止します。接続ポートはバーコードスキャナー、自動温度校正、上流の溶着装置へのリモートアクセスなど複数の機能を提供します。 XB17とXB19モデルのベルトヒーターには、簡単に設置できる自動センタリングデバイス(PN 2375330-1)を搭載することができます。さらに、XB 19ベルトヒーターは、高出力のヒーターオプションがあり、より大きな熱収縮チューブ径と長さに対応し、ベルトの感覚を調節することもできます。 お客様に、リング端子 / スタブ用の製品ホルダー、簡単に再レイアウトできるキャスター付きの装置スタンド、カスタムMESなどのオプションを提供できます。
詳細については、te.com/xfactorをご覧ください。