TE NEWS: COVID-19に対する世界的取り組みをサポート

スイス、シャフハウゼン – 2020 年 4 月3 日 – 接続およびセンサー分野の世界的リーダーであるTE Connectivity (TE)と、TEが全額出資する民間の慈善財団であるTE Connectivity Foundationは、COVID-19との戦いを支援する団体に100万ドルを上回る寄付を行いました。

TE Foundationは、世界的なパンデミックの管理に不可欠な診断、治療、ワクチンに資金を提供するため、民間、非営利、公共の各セクターの境界を越えた慈善活動のパートナーであるGlobal Impactに対する100万ドルの緊急助成金を承認し寄付を行いました。

TE 財団の理事長を務めるKaren Leggioは次のように述べています。「TEは、日常生活やヘルスケアの提供に不可欠な製品を製造しており、この困難な状況下にあっても、当社の従業員は世界中で重要な仕事を続けています。TE Foundationの理事会は、コロナウイルスとの戦いを支えるグローバルな慈善団体を支援することで、自分たちの役割も果たさなければならないと考えていました。私たちは、確実かつ永続的な影響をもたらすGlobal Impactの活動の一端を担えることを誇りに思っています」

具体的には、TE Foundationは以下の団体に基金を配分するよう依頼しています。
• Direct Relief：世界中の医療従事者に個人用保護具（PPE）をはじめとする必需品を供給するため
• Americares：人手不足となっている世界中の医療施設に医療従事者を増員するため
• Gates Philanthropy PartnersのTherapeutics Accelerator：COVID-19治療薬の同定と製造を迅速化するため

「この難局に大きな寄贈をしたTE Connectivity Foundationのリーダーシップを称えたいと思います」と述べたGlobal Impactの社長兼CEOであるScott Jacksonはさらに、「TE Foundationの寛大さは、このパンデミックの中にあって、治療法の開発、ワクチンの研究、奉仕の最前線にいる 世界中の関係者へのGlobal Impact の慈善活動を長期的に支援するものです」と語りました。

このTE Foundationの寄付に加えて、TE Connectivityは同社が事業を展開する地域社会に最大の影響を与えうる慈善団体に一連の寄付を行うことを約束しています。

TE ConnectivityのCEO であるTerrence Curtinは次のように述べています。「当社の最優先事項は、従業員の健康と安全を確保し、彼らが生活し働く場である地域社会を支援するために、私たちができることを確実に行うことです。私たちは世界中の従業員と協力して、私たちの資金によって今後数日から数週間に大きな貢献をできる機会を探しています。」

TEはPPE購入のため、Direct Reliefに10万ドル、上海市慈善基金会に7万5000ドルを寄付しています。さらに、TEは米国の従業員に提供する慈善事業マッチング(企業による寄付金への上乗せ)に関して、米国内の主要なTE拠点の周辺にある特定の医療施設に寄付を行った場合に、マッチング額を200%へと倍増させています。 

TE Connectivity Foundationは、米国を拠点とする民間の慈善財団であり、1977年にTE Connectivityによって設立されました。TE Foundationは、TE Connectivityが全額出資しています。TE Foundationは、女性や十分な支援を受けていない人々に焦点を当て、あらゆる人がテクノロジーとエンジニアリングの恩恵を受けられるようにすることで、世界中のコミュニティを結びつけ、それぞれの関係性を強化することを目指しています。

Global Impactは、民間、非営利、公共の各セクターにとって信頼のおけるアドバイザーであり、仲介者であり、かつ実施する際のパートナーでもあります。各所とのパートナーシップを通じて、Global Impactは災害救援や世界的発展などを目的に20億ドル近くの資金を集めてきました。専門分野は、資金調達やパートナーシップ、従業員のエンゲージメント、企業の社会的責任(CSR)、財務・ビジネスサービスなど多岐にわたります。COVID-19のパンデミックを受けて、Global ImpactはCoronavirus Outbreak Fundを設立し、世界中でこの大流行に対応し、人道的危機対応に従事しているGlobal Impact Charity Allianceのメンバーを支援しています。