2020年度企業責任レポートに
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公開
06/01/21
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マーケティング 櫛引 健雄
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kushibiki.takeo@te.com
スイス、シャフハウゼン
2021年6月1日
接続およびセンサーの世界的なリーダーであるTE Connectivity(NYSE:TEL、本社:スイス、シャフハウゼン;以下「TE」)は、「2030 One Connected World」戦略の初年度において、引き続き製品の設計、製造、輸送の改善に取り組んでいます。昨年に発表したサステナビリティ目標の達成に向けた第一歩を踏み出せました。
この1年間にTEは、温室ガスの排出量、エネルギー消費量および取水量の削減に取り組み、いくつかの2030年のサステナビリティ目標の実現に向けた活動を推進しています。さらに、TEおよびTE Connectivity FoundationからSTEM助成金を提供することにより、65万人以上に影響を与え、次世代の持続可能なエンジニアの育成を支援します。これにより、2030年までに300万人という目標に向けて好スタートを切りました。
CEOである テレンス・カーティン(Terrence Curtin)は次のように述べています。「TEは、お客様と緊密に連携し、電気自動車やより一層効率的なデータセンターなどの持続可能なテクノロジーを創出します。また、風力発電や太陽光発電などの再生可能エネルギーで作られた電力を、電力系統に送り込むためのソリューションを提案しています。TEの製品は、地球への影響を低減する技術であるため、TEにとって製品が持続可能な形で生産されることは重要です。私は、TEの従業員、お客様、そしてステークホルダーの皆様が新しいOne Connected World戦略に熱意をもってサポートしていることを大変嬉しく思います。私たちにはコミットメントを果たせる能力があると信じています。」
2030年の目標を達成するため、TEはサステナビリティに配慮する事業活動を推進しています。2020年、ドイツにある2か所の製造拠点において、太陽光発電を行い、気候保護プロジェクトをサポートすることでカーボンフットプリント・ネットゼロを達成することができました。製品に目を向けると、TEは核となる製造プロセスの一つであるメッキ工程で技術革新を行い、自動車部品の新しい表面処理技術を採用しました。これにより、少量の水だけで、エネルギー消費量が35%削減できました。さらに、TEは出荷方法の改善にも取り組み、より持続可能な製品梱包方法の試験導入を行ったところ、梱包資材が30%削減され、リサイクル100%を達成しました。
2020年度の企業責任レポート全文は、TE.com/responsibility でご入手いただけます。