ハイパワー コネクタは、端子あたり最大 80 A に対応し、電力混合の柔軟性を提供します。
TE Connectivity の無人機用パワー コネクタは、UAV および商用ドローンの信号と電力の課題を解決します。
October 19, 2021
コネクティビティおよびセンサの世界的リーダーである TE Connectivity (TE) は、無人航空機 (UAV) 向けに信号と電力の両方の性能のバランスが取れる、信頼性と耐久性に優れたコネクタの必要性を認識していました。TE が新たに発売した無人機用パワー (UMP) コネクタは、端子あたり最大 80 A に対応し、パワー コネクタまたは信号/電力混在コネクタとして利用できます。産業市場および航空宇宙市場で UAV の使用が増加し、ハイパワー コネクタのニーズが高まったことで、TE のエンジニアは、この課題を解決するための UMP コネクタの設計をはっきりと認識するに至りました。
UAV や商用ドローンで一般的に使用されている現在の市場のコネクタは、電流定格やコネクタ サイズ、混合信号のバリエーションなどの問題に直面しており、多くの場合、1 つの利点を取れば、もう一方を犠牲にせざるを得えない状況でした。
TE の UMP コネクタは、無人機のロータ、バッテリー システム、配電システムを制御するための電力、または電力と信号の両方を安全に供給する信頼性の高い端子インタフェースを提供するように設計されています。
「当社は、航空宇宙と自動車で培った経験を生かし、重量と密度を考慮しながら、過酷な環境下で実証済みのより頑丈な素材と信頼性の高い端子インタフェースを使用して UMP コネクタを設計しました」と、TE の Aerospace, Defense & Marine 部門の Product Manager である Taylor Fitzpatrick は語ります。「多彩なコネクタ構成と無はんだのオプションを揃えた、TE の UMP コネクタは、信頼性を犠牲にすることなく、配電設計者がプラットフォームに必要とするものを搭載しています。」
TE の UMP コネクタは、以下の採用により、過酷な環境への耐性を実現しています。
• 高耐熱性樹脂
• 圧着ピグテール アセンブリ (ハイグレードで柔軟性のあるシリコン ワイヤを使用)
• 一体型電源 (2 極または 3 極の電源オプションあり)
• 混合信号オプション
• より小型のバルクヘッド取り付け (競合コネクタと比較した場合)