インテリジェント ビルにおけるエネルギ効率の向上

今日、私たちは AC (交流電流) の世界で生活しており、この世界では公共事業で発送電された電力のうち 50% が商業施設によって消費されています。こうしたビル内の電気需要は、固体照明や DC 駆動型のデータ センタが増大するに伴い、しだいに DC (直流電流) ベースに移行するようになっています。AC と DC 間変換が不要になることにより、機器設計の複雑さを大幅に低減し、15% のエネルギー節約が可能になります。

DC 電力をこうした新しい照明システムやデータ センタへ安全に配電するにはどうするのですか。オープンな業界団体の 1 つである EMerge Alliance では、商業施設における安全な低電圧 DC 配電の採用を推進しています。EMerge Alliance は、Armstrong World Industries、Royal Philips Electronics、および TE Connectivity など、業界をリードする各社どうしの連携によって成り立っています。この団体の一員として当社が果たすべき使命は、DC 24 V および DC 380 V の DC 電圧標準を開発し、DC 24 V 標準に対応するプラグアンドプレイの接続を提供することです。

DC 駆動型の天井グリッドから照明取り付け具やシステムで使用するその他の電気デバイスまで安全な送電を行うためのコネクタとケーブル アセンブリのシステムを開発しました。すべての相互接続が EMerge Alliance 規格の要件に適合しています。