カテーテル技術

さまざまなインターベンショナル療法に合わせて最適に設計した複雑なカテーテルのコンポーネントやアセンブリの設計、開発、製造で世界をリードする医療機器会社にとって、TE は信頼できるパートナーです。

当社は、その幅広い垂直統合型製造能力により、 高度なカテーテル システムの開発に不可欠なさまざまなコンポーネントに対して二次作業を実施できます。このシームレスな統合により、すべてを 1 つのパートナーから得ることができるので、市場で他に類を見ない高い効率を持つ革新的なカテーテルを使用したデバイスを生産できます。

お客様の開発チームと当社の製造専門家との共同作業によるアプローチで、コンポーネント、サブアセンブリ、完成品デバイスの製造可能性を考慮した設計に重点を置くことができます。その結果、開発スケジュールを短縮し、高品質な完成品デバイスを短期間で市場へ導入するとともに、お客様の知的財産を保護し、強化できます。 

TE は、コンポーネント、サブアセンブリ、および完成アセンブリを社内で製造していることから、 カスタムのコンポーネント、シース、稼働シャフトをすべてお客様に供給できます。

コイルおよび編組のパッシブ カテーテルとシャフト

中口径から大口径のカテーテル (7 Fr 以上) は編組されているかコイルで補強されています。このようなプッシュ カテーテルは操作機能がなく、構造的心臓インターベンションと電気生理学インターベンションの手順で使用します。

イントロデューサ シース

編組した大口径カテーテルまたはコイルで補強した大口径カテーテルは、滅菌済みの完成デバイスとして提供されます。このようなカテーテルはルアーとハブを備えており、末梢インターベンション、構造的心臓インターベンション、電気生理学インターベンションで大腿部から体内に挿入します。

可動カテーテル

金属製プルリングと LCHT を使用して、単方向、双方向、マルチプラナーなどの操作オプションを提供します。多くの場合、マルチルーメンであることから、構造的心臓インターベンションによる治療で血管構造を正確にたどることができます。

イメージング カテーテル、マッピング カテーテル、アブレーション カテーテル (センサ対応スマート カテーテル)

血管内超音波検査や心腔内心エコー検査などの低侵襲処置の安全性および有効性を高めるセンサと電子回路を組み込んだ編組シャフト。

当社は、お客様のニーズに適した設計と生産のサービスを用意し、試作品からパイロット製造までお客様とともに歩むことができるので、 お客様の開発チームと密接に協力しながら、短期間での開発と柔軟な製造能力の面ですべてを網羅したサービスを提供します。当社では、複数の製造現場を活用することで、カテーテルとガイドワイヤを製造するための包括的な技術をはじめとする広範な社内能力を生かして継続的に製品を供給できます。

カテーテル アセンブリ開発のパートナーとして TE をお選びいただくと、システム レベルの設計統合やエンジニアリングの専門知識を製造能力の幅広い場面で活用できます。

  • ライナーの伸張 - マンドレルのストレッチ PTFE ライナー
  • 編組/コイル - マンドレルまたはルーメン上の編組。トルク特性とキンク耐性に必要な精度を保持
  • アニーリング/終端 - 編組の終端
  • 押出成形  - 熱可塑性、熱収縮、PTFE
  • アセンブリ - ライナ ジャケットのアセンブリまたはメタル コンセント
  • リフロー/接着 - オーブンでライナー ジャケットを融着し、プル ワイヤ マンドレルを接着
  • マンドレルの引き抜き - マンドレルを引き抜き可能
  • 適切な長さに切断 - 形状に合わせてカテーテルを切断可能
  • RF チップ加工 - マンドレル終端のための RF チップ加工
  • 検査と試験 - 社外での最終検査。工業用内視鏡による検査と試験
  • パッケージングおよびラベル付け
  • 穴あけ、パンチング加工、スカイビング加工
  • シミュレーション
  • ワイヤベース (同軸、電気)
  • 極細線接続
  • 滅菌

当社は、厳密な仕様に合わせて高度なカテーテル システムをカスタマイズし、幅広い臨床用途や手技に対応します。 そのような用途として、AAA/TAA ステント グラフト デリバリ、AF アブレーション装置、バルーン カテーテル、EP マッピング カテーテル、神経血管カテーテル、ステント デリバリ カテーテル、拡張器、心臓弁デリバリ システムなどがあります。

高度なカテーテル設計 – デバイス トーク ウェビナー

60 分

アクセス デバイスとデリバリ デバイスは、全体的なプロファイルを最小限に抑えながら、複数の機能と高性能との適切な組み合わせを求めるに伴ってますます複雑になっています。このウェビナーでは、レーザー切断した金属製ハイポチューブを使用して実現した最適な薄肉シース構造により、高精度で最小のプロファイルを実現する方法について、当社のデバイス設計専門家が解説します。低侵襲血管デバイス、構造的心臓デバイス、電気生理学デバイスなどの用途に向けたアクセス システムやデリバリ システムの設計者に、このウェビナーをお勧めします。

高度なカテーテル設計 – デバイス トーク ウェビナー

60 分

アクセス デバイスとデリバリ デバイスは、全体的なプロファイルを最小限に抑えながら、複数の機能と高性能との適切な組み合わせを求めるに伴ってますます複雑になっています。このウェビナーでは、レーザー切断した金属製ハイポチューブを使用して実現した最適な薄肉シース構造により、高精度で最小のプロファイルを実現する方法について、当社のデバイス設計専門家が解説します。低侵襲血管デバイス、構造的心臓デバイス、電気生理学デバイスなどの用途に向けたアクセス システムやデリバリ システムの設計者に、このウェビナーをお勧めします。

薄肉吸引カテーテルの性能最大化 - デバイス トーク ウェビナー

57 分

吸引カテーテルを設計する際の最大の課題として、吸引力と遠位神経血管系への到達能力との適切な関係をどのように見出すかがあります。特に、血管サイズが限られている場合に重要です。 このウェビナーでは、複雑な血管系をたどるための性能目標を満たすカテーテルを設計する際に、その性能に関して発生するニーズと課題について TE の専門家が解説します。また、薄肉カテーテルの製造でプロセスに発生する課題とその解決方法も取り上げます。

薄肉吸引カテーテルの性能最大化 - デバイス トーク ウェビナー

57 分

吸引カテーテルを設計する際の最大の課題として、吸引力と遠位神経血管系への到達能力との適切な関係をどのように見出すかがあります。特に、血管サイズが限られている場合に重要です。 このウェビナーでは、複雑な血管系をたどるための性能目標を満たすカテーテルを設計する際に、その性能に関して発生するニーズと課題について TE の専門家が解説します。また、薄肉カテーテルの製造でプロセスに発生する課題とその解決方法も取り上げます。