Q: TE のソーラー用 IPC P2S 240 は、どのようなソーラーフ ァーム向けに設計されていますか?
A: 当社の P2S 240 は、トランク バス システムを使用するソーラー ファーム向けに特化して設計されています。バス ケーブル (メイン側) をジャンパ電線 (タップ側) に接続します。最大 1.5 kV DC の PV ケーブルに取り付け可能です。
Q: 従来の方法を使用するソーラー ファームと、トランク バス システムを使用するソーラー ファームの違いは何ですか?
A: 従来のシステムでは、各パネル ストリングはジャンパ電線 (4 ~ 16 mm²) を使用してコンバイナー ボックス (ヒューズを含む) に接続されます。トランク バス システムでは、各パネル ストリングは当社の絶縁ピアシング コネクタ (P2S 240) により、バス ケーブル (70 ~ 240 mm²) に接続されます。ストリングは、オーバーモールドされたヒューズ付きハーネスを使用して保護されています。
トランク バス システムは、据え付けにおける材料コストと労働コストを削減し、最終的に DC グリッド システムの効率を改善できるように設計されています。
- ジャンパ線の長さを最大 50% 短くし、断面を大きくしたことで電圧損失を低減 (コスト削減)
- 据え付け時間の短縮により、より柔軟なファーム設計が可能
- オーバーモールドされたヒューズ付きハーネスにより、コンバイナー ボックスは不要
Q: TE のソーラー用 IPC P2S 240 がすでに利用可能な他の IPC と異なる理由を教えてください。
A: 当社のソーラー用 IPC P2S 240 は、バス ケーブルに二重絶縁より線 (クラス 2) アルミニウム ケーブルを使用し、ジャンパ電線に二重絶縁フレキシブル (クラス 5) 銅線ケーブルを使用して、最大 1.5 kV DC の PV ケーブルを接続するように特別に設計されています。
P2S 240 は、保護および絶縁性能 (保護等級 IP68、6.5 kVで 5 分間の水中電圧試験、インパルス耐電圧試験) および特定の原材料機能 (650°C でのグロー ワイヤ試験、UL94 に準拠した難燃性 HB) に関する特定のソーラー要件を満たしています。
P2S 240 は、タップ側の柔軟なソーラー用導体の機械的性能に影響を与えることなく、二重絶縁層を貫通することにより高品質の電気接触を実現します。
Q: TE のソーラー用 IPC P2S 240 を据え付けるのに、特殊工具が必要ですか?
A: いいえ、P2S 240 の据え付けは、スパナ 13 mm A/F を使用して行えます。
Q: TE のソーラー用 IPC P2S 240 をソーラー ケーブルに取り付ける前に、ケーブルの準備が必要ですか?
A: 絶縁ピアシング技術 (IPC) により、コネクタの取り付け前にケーブルの被覆除去などの特別なケーブル準備は必要ありません。設置業者に必要とされるのは、IPC を接続する前に、接続されたケーブルの絶縁ジャケットが汚れていないことを確認することだけです。