EV 用の CI 500 ハイパワー充電インレット
EV バッテリーの大型化と大容量化が進む中、充電インレットもより高い電圧や電流を伝送できるように進化する必要があります。TE Connectivity の AMP+ 自動車用充電インレット 500 は、業界初の幅広い市場に対応するインレットで、最大 500 キロワットの充電電力を提供できます。ハイパワー充電ステーションから最大 1000 VDC の電圧と最大 500 A の連続電流を EV に安全、迅速、確実に伝送する能力があり、約 7 分で走行距離約 320 km 分の電力を送ることができます。
CI 500 シリーズ充電インレットを採用すれば、自動車 OEM や配線ハーネス メーカは、 最先端のハイパワー充電性能に加えて温度管理機能や熱放散機能も手にすることができ、車両の損傷や運転手の負傷のリスクなしに充電速度を維持できます。CCS タイプ 1、CCS タイプ 2、タイプ Japan DC インタフェースを含む 50 通りを超える構成が可能で、複数の AC および DC フェーズ構成やケーブル ルーティング オプションにも対応しています。CI 500 シリーズ充電インレットは、最新世代の充電性能と国際規格 (IEC TS 62196-3-1 を含む) への適合性を備えており、自動車メーカが直面する EV 設計上の大きな課題を難なく解決します。
AMP+ CI 500 シリーズ充電インレット
主な利点
- 今日の EV で使用可能な最大限の負荷状態を伝送
- 世界各地の EV 充電規格や市場に対応するバリエーションをご用意
- 実証された堅牢な設計により、最大 500 A* の DC 電流と最大 1000 VDC の電圧に対応
- CCS タイプ 1 (アメリカおよび韓国向け) は最大 12 kW の AC 電力と 500 kW の DC 電力を伝送可能
- CCS タイプ 2 (ヨーロッパおよび残りの地域向け) は最大 22 kW の AC 電力と 500 kW の DC 電力を伝送可能
- CCS タイプ Japan DC (日本向け) は最大 500 kW の DC 電力を伝送可能
- 耐久性と持続可能性が考慮された、構成の自由度が高いモジュール設計
- IEC-62196 規格に準拠
- カスタム設計された TE のロック アクチュエータにより、信頼性と安全性を向上
* 500 A の電流を流すためには、充電ステーション側のアクティブ冷却とインレットでの温度検知が
必要です。
