CDFP による PCIe Gen 5/6 をサポート
データ センターには多大な作業負荷があるため、既存のインフラストラクチャに負担がかかって早期のアップグレードが必要になります。したがって、計算、メモリ、ストレージ、ハードウェア アクセラレーションのプールされたリソースを活用するディスアグリゲーテッドで構成可能なアーキテクチャの開発が推進されています。当社の CDFP 技術は、単一ポートで x16 リンク幅を可能にし、拡張して x8 チャネルおよび x4 チャネルをサポートすることもできます。業界が PCIe Gen 5 からの PCIe Gen 6 にアップグレードすることで、コネクタ フットプリントは圧入から表面実装技術 (SMT) に移行します。当社は、通常現在のハイパースケール/クラウド用途に使用されるパッシブ型の銅線ケーブルもご用意しています。
PCIe Gen 5 および PCIe Gen 6 用 CDFP コネクタおよびケーブル アセンブリ
主な利点
PCIe Gen 5/6 用 CDFP インターコネクション
複数の組織に認められた標準およびマルチソース サイズ形状
- PCI-SIG (Peripheral Component Interconnect Special Interest Group) に選出された PCIe Gen 5 および 6 用の外部 PCIe 配線サイズ形状
- SNIA (Storage Networking Industry Association) で SFF-TA-1032 規格に規定
- 大規模なクラウド プロバイダおよび OEM によって堅牢なエコシステムで採用されるサイズ形状
PCIe に特化した調整
- x16、x8、x4 高速レーン数をサポートするサイズ形状
- 85Ω インピーダンス (公称)
- 必要なサイドバンド信号を提供
柔軟な用途を実現する幅広いラインナップ
- PCIe Gen 4、5、6 をサポート
- パッシブ型およびアクティブ型の銅線および光ケーブル ソリューションをサポート
- 圧入 (PCIe Gen 5) および SMT (PCIe Gen 6) PCB コネクタを実現
- パネル取付け CDFP ケーブル リセプタクルによってオーバーザボード内部ケーブル接続を実現
- 標準的なデバイス サイズ形状 (PCIe アドインカード、OCP NIC TSFF、SFF-TA-1034 など) に対応
- 信号完全性チャネル性能および機械的ケーブル ルーティングを最適化するケーブルの AWG の柔軟性
対象用途
PCIe Gen 5/6 用 CDFP インターコネクション
- プール メモリ - JBOM (ジャスト・ア・バンチ・オブ・メモリ)
- クラスタリング GPU および AI アクセラレータ、およびそれらの CPU ヘッド ノードへの接続 - JBOG (ジャスト・ア・バンチ・オブ・GPU)
- ストレージ アレイ - JBOD (ジャスト・ア・バンチ・オブ・ディスク) および JBOF (ジャスト・ア・バンチ・オブ・フラッシュ)
- CXL スイッチングおよびファブリック
- ディスアグリゲーテッド ネットワーク インタフェース カード (NIC) - JBON (ジャスト・ア・バンチ・オブ・NIC)
データ センター用 CDFP PCIe Gen 6 インターコネクションによるディスアグリゲーテッドで構成可能なソリューションについての考察をご覧ください。
400 Gbps を実現する CDFP コネクタおよびケーブル アセンブリ
主な利点と特長:
CDFP インターコネクションが 400 Gbps をサポート
- レーンあたり最大 28 Gbps の高速なデータ転送により、現行および次世代の Ethernet や PCIe ネットワーク プロトコルに対応
- 1 つのポート、1 つのケーブル アセンブリ製品で、16 レーンの双方向データ通信を実現
- 組み立て済みの一体型圧入コネクタおよびケージ設計により、ボードへの配置をワンステップで実現
- ケーブル出口を 2 つ備え、組み立て時における取り回しの柔軟性が向上
- 用途に最も適した熱管理およびインタフェース オプションを選択可能
- カスタムの銅製ケーブル アセンブリ製品をご用意
最高クラスのポート・帯域幅密度
- 11 個の CDFP ポートを備えた 1U スイッチで、1 秒あたり 4.4 テラビット以上の帯域幅を実現
- 16 × 25 Gbps の電気的インタフェース = ポートあたり 400 Gbps
- 0.75 mm ピッチ、120 接点の 2 列パドル カード インタフェース
現行および次世代の設計に対応
- 16 TX/RX チャネルを統合する 400 Gbps モジュール・コネクタ・ケージについて規定した、マルチソース アグリーメント (MSA) に完全準拠。
- MSA では、アクティブ光ケーブル・光トランシーバ・銅線ケーブルをサポートする CDFP コネクタおよびケージ アセンブリ製品について規定。
- 定義された低電力 (8 ~ 10W) および超低電力 (4 ~ 5W) 形状構成においては、共通のインタフェースを使用。
- データ センター インターコネクション用の CDFP モジュールは、5 m のダイレクト アタッチ ケーブル、100 m のマルチモード ファイバ、500 m のパラレル シングルモード ファイバ、2 km の二重シングルモード ファイバに対応。
- TE では、外形 7.9 mm、長さ 2.0 M までの 30AWG CDFP スタイル 2ケーブルを提供
用途
高速 CDFP 用
- ルータ
- 高性能コンピューティング
- ストレージ
- コントローラ カードおよびサーバ
- NIC カードおよび GPU