シーラント
TE のテープ状防水剤は、汎用接着剤かつケーブル分岐部分充填剤で、幅広い用途、各種材料、および環境条件に適応できます。
簡単に修理可能な低剥離性 TE の防水剤と成形部品を組み合わせて使用することにより優れたシール性能が可能で、バックシェルまたはコネクタ部分からの土砂や水の侵入を防ぎます。また、TE 防水剤は低剥離性なので、難題である修理が容易に行えます。防水剤にはハロゲンフリーおよび難燃性の製品も取り揃えています。
TE では、幅広い用途、材料、環境条件に対応できる Raychem 接着剤およびシーラントを製造しています。Raychem 接着剤には、熱硬化性のものと熱可塑性のものがあります。熱硬化性接着剤は、2 液混合硬化型エポキシまたは放射線架橋エラストマです。熱可塑性接着剤はホット メルト接着剤で、加熱すると流動体になり、冷却すると固着します。また、TE では、水抵抗性の用途向けに、熱可塑性接着剤またはマスチックタイプ シーラントが含まれる Raychem 製品も製造しています。このシーラントは非油性の添加物質に付着します。リエントリが必要な場合は取り除くこともできます。
S1278
S1305
Raychem 接着剤の仕様チャート
防水剤
製品タイプ | 製品 | 詳細 | 温度範囲 |
---|---|---|---|
S1278 | ホット メルト グレー ブチル シーラント | 汎用シーラントおよびケーブル分岐部分充填剤。 | -40°C ~ 90°C |
S1305 | ホット メルト グレー ブチル シーラント - 難燃性 | ハロゲンフリーで難燃性のシーラントおよびケーブル分岐部分充填剤。 | -40°C ~ 90°C |
シーラント用途
チューブおよび成形部品
- 埋設ケーブル スプライス シーリング
- 上面側船上シーリング
- 湿気防止
- 水抵抗性
添加物質の準備
メモおよび注意
メモ:
- 準備している表面が汚れないようにします。下塗り剤を使用する場合は、メーカの指示に従って塗布し、乾燥させます。
- エポキシ接着剤は皮膚や目に刺激を与える場合があります。必ず取り扱い要領書に従ってください。
- 効果の高いヒート シンクがある添加物質 (コネクタ バックシェルなど) に対してホット メルト接着剤を使用する場合は、触ったときに熱く感じるまで前もって添加物質を熱しておいてから、粘着テープを貼り、所定の位置で成形部品を収縮させます。
注意:
クリーニング溶剤の使用については、接着結合のためのコンポーネントの準備を参照してください。 溶剤メーカが勧める安全のための推奨事項に従ってください。 Raychem エポキシ接着剤および溶剤ベースの下塗り剤についても記載されていることがあります。 取り扱いに関する具体的な事前注意については、使用する接着剤の適切な Raychem 材料安全性データ シートを参照してください。
利点
- 防水シール
- 耐風雨性
特徴
- BSTS 熱収縮チューブまたは他のポリオレフィン材料熱収縮チューブと併用