2020 IPC APEX Expo

TE のコネクタ シーティング マシンは、オペレータの操作を最小限に抑える信頼性の高い方法でコンプライアント ピン コネクタの加工を迅速化します。当社の装置は、ドーター カードからミッドプレーンやバックプレーンに至る要求が厳しい用途に対応でき、高速で簡潔な製品投入を図ると同時に、圧力、距離、速度を全面的に制御およびモニタして品質保証を実現します。その結果、品質は最大限に向上し、生産量は増大して、コストを低減できます。また、各プレス機は PC でプログラムされた条件に従って稼働し、製品、工具、プロセスに関する情報はすべて PC のデータベースに保存されます。動作中、プレス ストロークに対する必要な調整 (開始クリアランス、最小/最大圧力要件、速度など) はすべて、オペレータの操作を必要とせずに自動的に実行されます。そのため、オペレータの誤操作によるスクラップや作業のやり直しがなくなります。

SensiPress 技術も今回の IPC APEX Expo の見所のひとつです。これは当社の新しいコネクタ シーティング マシンの改良技術であり、コネクタ圧入の用途で座屈ピンの検知機能を強化するために設計されています。SensiPress 技術が導入された TE コネクタ シーティング マシンは、その高感度測定機能により、より正確にプレス力を測定できます。また、早期に工具との接触が検知された場合 (これは 1 本以上のピンが座屈しているか、正しく整列していないことを示します)、シーティング サイクルを停止できます。

当社のピン挿入機は、現在から将来にわたってお客様の生産ニーズに応える高い柔軟性を提供するよう設計されています。TE 製品だけでなく他社製品も適用でき、お客様の幅広い生産要件にお応えします。各製品は専用の「クイック チェンジ」製品ツール パックによって適用され、初期コストを最小限に抑えながらプラットフォーム機能を最大限に高めることができます。適用できる製品の数を多くするため、ほとんどの装置は複数の挿入ヘッドを装備した状態で出荷できます。上位機種には挿入力モニタを装備でき、さまざまな自動車用途に求められるさらに高度な品質保証を実現します。