TE Connectivityの SOLARLOK SLK 2.0 DC プラグおよびスプライス コネクタを使用することで、ソーラー ファームでの取り付け手順が少なくなります
公開
05/17/21
オットブルン、ドイツ
2021 年 5 月 17 日
TE Connectivity の SOLARLOK SLK 2.0 DC プラグおよびスプライス コネクタを使用することで、ソーラー ファームでの取り付け手順が少なくなります
オールインワン製品では、ソーラー パネルに対する迅速で信頼性の高い PV 用ケーブル接続を利用できます
接続とセンサの世界的先端企業である TE Connectivity (TE) の新しいプラグおよびスプライス コネクタにより、ソーラー ファームの効率と収益性が改善しやすくなります。ソーラー パワーの需要が持続的に増加している一方で、電力と効率を向上させる、より堅牢なシステムに対する需要も高まっています。システムの規模が拡大すると、複雑さが増すだけでなく、設置、運用、およびメンテナンスのコストも増加します。ソーラー エネルギ市場では、迅速、簡単、かつ正確に取り付けが可能な、費用対効果と信頼性に優れた接続が求められています。
SOLARLOK SLK 2.0 DC プラグ & スプライス コネクタにより、嵌合ペアを 30 秒で取り付けることが可能となりました。この製品レンジは、複数のコンポーネントと圧着端子で構成された一般的な市販 PV コネクタと比較すると、80% も速く取り付けることができます。SOLARLOK SLK 2.0 は、現場での取り付け作業において PV ケーブルをソーラー パネルに接続し、1,500 V TUV/IEC および UL の広範な電圧定格を備えています。この設計には圧接 (IDC) 技術が組み込まれており、ケーブルの被覆除去が不要になるうえに、ケーブルが損傷する可能性もなくなります。シングルピース製品では、取り付け手順が少なくなり、特殊な工具も不要となるため、製品のパフォーマンスが安定し、労働コストとメンテナンスのコストも減少します。
これらの新しいコネクタは、IEC 62852 (TUV) および UL 6703 規格の認定を受けており、ゲル充填により IPX8 等級の水侵入保護性能を備えています。これらの製品は、最大 1m の深度で最長 24 時間の防水性能を備えています。
- SLK 2.0 プラグ コネクタは SOLARLOK 1,500 V PV4-S インタフェースを備えており、最新のソーラー PV のニーズを満たします。オス バージョンとメス バージョンがあり、SOLARLOK PV4-S および PV4-PM DC コネクタと嵌合できます。またこれらの製品は対応範囲が広く、1 つのコネクタで 2.5 ~ 6 mm² (10 ~ 14 AWG) の導体に対応します。
- SLK 2.0 スプライスは単一の部品として販売されており、コネクタ不備のリスクが減少します。ルーズ部品を扱う必要がないため、結線処理が迅速になります。カスタム工具も必要ありません。この製品は特に修理に適しており、ケーブルの延長をすばやく簡単に行うことができます。また、小動物の被害を受けたケーブルや機械的な絶縁の問題があるケーブルを修復する手段としても役立ちます。SLK 2.0 スプライスはダブテールも備えており、横並びに積み重ねることができます。
「当社の新しい SOLARLOK SLK 2.0 DC プラグおよびスプライス コネクタは、業界を大きく変える製品となるでしょう。IDC 技術が組み込まれているため、ケーブルの被覆を除去する必要がありません。したがって、ケーブルを差し込んでボタンに嵌め込むだけで端子処理が完了するため、時間と効率、および接続の寿命が改善されます」と TE のプロダクト マネージャーである Frank Rosenkranz は述べています。