戦略的買収によって当社のスマートグリッド監視、保護、オートメーション機能を拡大
公開
01/10/23
オットブルン、ドイツ
接続およびセンサの分野で世界をリードする TE Connectivity (TE) は、スマートグリッドのドイツにおけるパイオニアである Kries 社を買収しました。この戦略的買収によって、当社のエナジー事業部は、電力会社や電力ネットワークや再生可能電力インフラストラクチャのオーナーに対し、電力網信頼性ソリューションの主要プロバイダとしての地位を強化することができます。
この買収は、TE の電力網監視、保護、オートメーション システムのポートフォリオを拡大します。配電網にインテリジェンスを加えることによって電力網事業者が障害状況を検出できるようになり、予知保全を行って発電と消費の間の相互作用を安定させることができます。これは再生可能エネルギーへの移行時に不可欠です。
「Kries 社は 28 年にわたって電力網のデジタル化における重要な役割を果たし、配電網オーナーをサポートして電力網の稼働時間とネットワーク効率を改善してきました」と、Kries 社の創設者、Gunter Kries は述べています。「当社とともに、Kries 社はグローバルな販売網へのアクセスを獲得し、スマート電力網のイノベーションを実現する新しい設計と製造の能力センターとなります。Kries 社の今後の事業を楽しみしています」
「Kries 社の長年の市場での評価のおかげで 当社のポートフォリオの魅力が高まります。また、同社の革新的ソリューションによって、インテリジェントな電力網ソリューションによる信頼性の高い電力網のプロバイダとしての当社の地位が強化されます。「有能な Kries チームを当社にお迎えできたことを嬉しく思います」と、TE のエナジー事業部門で上級副社長兼ゼネラル マネージャーを務める Bart Otten は語ります。「当社のポートフォリオに Kries が加わることで、1 つの接続パートナーとしてお客様にもたらす価値を高めることができます。この買収は、電力を途切れることなく供給し、持続可能なエネルギー ネットワークに革新をもたらし、選ばれるパートナーになるという当社の戦略的なビジョンにおいて重要なマイルストーンです」
Kries-Energietechnik について
Kries 社は、スマート配電グリッドソリューションのドイツにおけるパイオニアであり、世界各地で送電網の稼働時間を最大限に延ばすソリューションです。同社は品質とイノベーションを基盤にして 1994 年に Gunter Kries によって創立されました。その目的は、基本的な必需品であり、再生可能エネルギーへの移行を可能にするための重要な要素でもある電気エネルギーの供給を最適化することです。Kries 社の製品は世界中の高電圧設備で使用されており、高電圧配電網のオートメーション、透明性、効率性を実現する完全なサービスを実現しています。