シールド設計は、過酷な環境下で動作するMCU 、
E-Axle、および E モーター用途に低挿抜力を提供
公開
06/17/21
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ICT事業部 石川 正隆
044-844-8756
Ishikawa.masataka@te.com
中国、上海
2021 年 6 月 17 日
環境保全と省エネルギーに対する世界的な取り組みにより、化石燃料の代替が先進的な代替エネルギー車の需要を牽引しています。 長年の開発を経て、メーカーはハイブリッド車や電気自動車の品質と安全性を確保する方法、特に振動とシールド性能を確保する方法を継続的に模索しています。 この需要を満たすため、接続およびセンサの世界的なリーダーであるTE Connectivity (NYSE:TEL、本社:スイス、シャフハウゼン;以下「TE」) は新しい IPT-HD パワーボルト高電圧コネクタを発表しました。
ISO および LV 規格に準拠した TE の IPT-HD パワーボルト高電圧コネクタは新しいシールド設計を提供し、過酷な環境下で動作する再生可能エネルギーで走る新型車両の MCU(モーター コントロール ユニット)、E-Axle、E モーター用途で使用される電線断面積に低接触抵抗と高密度のオプションを提供します。 コネクタは、1、2、3 極が有り、極端な温度 (-40 ~+125 ℃) および過度に高いエンジンレベルの振動にさらされる環境で使用できます。
TE の製品マネージャーのキミー・ジン(Kimmy Jin)は、次のように述べています。「過酷な環境下で安全かつ効率的に車両を動作させる製品をお客様に提供することが当社の最優先事項です。当社の新しい IPT-HD パワーボルト高電圧コネクタは、 EMC 性能の強化、組み立て効率の向上、および幅広いアプリケーションに使用できることにより、代替エネルギー車に信頼性の高いソリューションを提供できます。」
幅広い用途向けの柔軟なアセンブリオプションに対する需要の高まりに応えるために、IPT-HD パワーボルトシリーズは、現在、50 mm² および 70 mm² の電線断面積に適応していますが、95 mm² のオプションも間もなく提供する予定です。 IPT-HD パワーボルトコネクタシリーズは、従来の一体型ワイヤーハーネスアセンブリ、および取り付け穴用の簡単な機械加工プロセスに加えて、アセンブリの柔軟性を高める個別の単一ワイヤーハーネスを提供します。
IPT-HD パワーボルト高電圧コネクタは、バス、トラック、農業用車両、建設用車両、乗用車など要求の厳しい大電流、高振動環境 において広範な用途に使用されています。
詳細情報は、www.te.com/ictでご覧ください。