信号と電源を1つのソリューションに集約
公開
10/10/19
メディアからの問い合わせ
データアンドデバイス 川前 貴裕
044-844-8721
kawamae.takahiro@te.com
112Gロードマップ展開、PCIe Gen 5高速対応、SFF-TA-1002に準拠
2019年10月10日 – 高速演算と大容量ネットワーク通信分野における世界的大手メーカーであるTE Connectivity (NYSE:TEL) の日本法人タイコ エレクトロニクス ジャパン合同会社(本社:神奈川県川崎市)は本日、信号と電源を単一のソリューションに集約し、費用対効果の高い新たなケーブルリセプタクルとケーブルアセンブリのラインアップを拡充することで、SFF-TA-1002に準拠するコネクタおよびケーブルアセンブリのSliverシリーズを強化したことを発表しました。以前のソリューションと同様に、この新しいSliverシリーズはSNIA(ストレージネットワーキング・インダストリ・アソシエーション)のスモールフォームファクタ技術グループのSFF-TA-1002仕様に準拠し、市場において最も堅牢で、費用対効果が高い、高性能なソリューションの1つとなっています。
SFF-TA-1002に準拠する新しいSliverケーブルリセプタクルは、ライザーカード、ケーブル、SSDドライブ、およびカスタム設計において、カードエッジおよびケーブルアプリケーションの接続を可能にします。本製品は112Gbpsのロードマップ展開が可能であり、またPCIe Gen 5に準拠することで高速なデータ通信に対応できます。市場の既存製品がレーン数の限界に達し始めている現状に対して、TEは高密度の0.6mmピッチコネクタを採用することにより、次世代シリコンPCIeレーン数を確立しています。またケーブルアセンブリソリューションは、チップ間、カード間、またはカードとチップ間の接続を確立します。
「システム速度がより早くなり、設計密度が上がるほど、設計者はカードやチップ間を接続するためにボックス内に高速性と設計柔軟性をもたらす製品を求めるようになってきます。SFF-TA-1002に準拠した当社の新しいSliverケーブルリセプタクルとケーブルアセンブリは、信号と電源を費用対効果の高い、単一のソリューションに集約することで高い性能を実現し、究極の設計柔軟性を実現しています」と、TEのデータアンドデバイス事業部門の製品マネージャ、アン・オウ(Ann Ou)氏は語ります。