TE Connectivity (TE) の HDC Lite パワー コネクタおよびケーブル アセンブリは、Open Compute Project (OCP) の Open Rack v3 (ORv3) アーキテクチャに適合しており、次世代の人工知能および機械学習アプリケーションの主要な電力要件を満たしています。基板取り付けコネクタやパネル取り付けアセンブリのほか、外部ホイップ用の 45 度および 90 度のハウジングもご用意しています。
シンプルな設計のための標準化されたプラットフォーム
Open Compute Project (OCP) 分散アーキテクチャ用に設計された当社のプラグアンドプレイ式パワー バスバーおよびケーブル アセンブリ ソリューションは、シンプルなシステム設計のために標準化されたプラットフォームを実現します。これらのソリューションは、パワー シェルフ、BBU シェルフ、IT トレイ、カビー シェルフ、サーバ スレッドなどのラックレベルのバスバー用途向けに設計された規格に全面的に適合しています。当社が提供しているケーブル アセンブリ構成は幅広く、お客様固有のさまざまな設計要件にお応えします。
TE Connectivity (TE) の Open Compute Project (OCP) 用電力ソリューションのポートフォリオ には、シンプルでありながらカスタマイズ可能な複数の設計が用意されており、UL および CSA 基準に準拠して最大 500 A の電力を効率的に供給しながら電気特性を向上させる標準化されたプラットフォームを実現します。これらのプラグアンドプレイ ソリューションは 48 V アーキテクチャをサポートし、抵抗と電圧降下を低く抑えます。当社が提供している電力製品はエネルギー消費量が少なく、熱の問題にも対応しているため、運用やシステム全体のコスト節約に貢献します。これらの製品は、パワー シェルフ、バッテリー バックアップ ユニット (BBU) シェルフ、IT トレイ、サーバ スレッドなどのラックレベル用途の規格に適合しています。
HDC Lite ORv3 パワー コネクタおよびケーブル アセンブリ
新製品
TE Connectivity (TE) の HDC Lite パワー コネクタおよびケーブル アセンブリは、Open Compute Project (OCP) の Open Rack v3 および High-Power Rack (HPR) アーキテクチャに適合しています。複数のバルク ケーブル オプションを備え、カスタム構成によって最大 60 A での動作が可能な HDC Lite パワー コネクタは、次世代パワー シェルフの重要なコンポーネントです。
主な利点:
- 省スペースで、さまざまな構成やパワー シェルフのレイアウトに組み込むことができます。
- 主要な電気安全規格 (UL 1977、62368-1、2875) を満たしており、認証機関による認可および認証を取得できます。
- 厳格な温度試験と嵌合/抜去試験により、コンポーネントの高い信頼性と保守性が保証されています。
- コネクタとケーブル アセンブリの製造拠点がグローバルに垂直統合されているため、状況に応じていつでもキッティング構成でコンポーネントを調達できます。
バスバーおよびケーブル アセンブリ用 ORv3 1000 A 出力コネクタ
新製品
TE Connectivity (TE) のケーブル アセンブリおよびバスバー ソリューション用 BB1000 PSU 出力パワー コネクタは、Open-Compute Project の Open Rack バージョン 3 (OCP ORv3) の要件に準拠したインタフェース、1000 A+ (500 A+ 双極) の定格電流、およびシャーシ接地機能を備えています。TE は、最新の ORv3 設計に対応した信頼性の高いソリューションを提供するとともに、次世代の人工知能アプリケーションに求められる高電流ニーズにも応えます。
主な利点:
- データ ラック用途においてパワー シェルフとバスバー間の電力性能を最適化するよう設計されており、電力損失を最小限に抑えながらエネルギーを効率的に伝送します。
- BB1000 出力コネクタ、ケーブル アセンブリ、およびバスバーは高品質の材料と製造基準で製造されており、配電アーキテクチャの寿命を延ばします。
- セットアップ中の時間と労力を節約する機能が組み込まれているため、複雑な構成であっても、ORv3 設計の統合プロセスが容易になります。
- 最新の Open Compute Project (OCP) 規格に準拠したインタフェースにより、幅広い配電システムや配電用途に使用できます。
EASY
ABLE
OCP
OCP 配電ソリューション
各種用途
- OCP データ センター
- V2 Open Rack ストレージ (カビー シェルフ)
- 電源供給
- バッテリー バックアップ
- パワー シェルフ
ORv3 (Open Rack バージョン 3) IT ギア電源入力ソリューション
TE Connectivity (TE) の新しい ORv3 (Open Rack バージョン 3) IT ギア ソリューションは、電源接続またはバッテリー バックアップ接続として、配電用途の電力消費を低減します。このソリューションは、Open Compute Project (OCP) 用途の要件を満たすために特別に設計されていますが、100 A の接続が必要な場合にも使用できます。
- OCP ORv3 用途をサポート
- 強化された次世代ソリューション
- 電力効率
- 製品の汎用性
サイド出口 CROWN CLIP Jr. ケーブル アセンブリ
製品の特長
- 横方向からのケーブル設計を利用することで、従来のバスバー ケーブル アセンブリと比較して 50% の省スペースを実現
- 筐体内の使用可能なスペースが増えることで、設計の選択肢が広がる
- 横向きケーブルにより、筐体の中心部から配線するときのケーブルの曲げを最小化
- 設計オプションが増えるため、高密度設計に伴う問題を解決可能
- 特殊な端子対ケーブル結線により、大径のワイヤ サイズやワイヤ ゲージの複数の組み合わせが可能
- 大径のワイヤ サイズにより、より高い電流を伝送可能
48 V バスバー コネクタおよびケーブル アセンブリ
製品の特長
- Open Rack 規格 V2.0 基準設計などの次世代 48 V OCP 用途向けに特別に設計されたバスバー コネクタおよびケーブル アセンブリ
- ラック内で使用できる単一の垂直バスバーにより、全体的なコストを削減
- 48 V ソリューションは 12 V ソリューションよりも消費電力が少ないため、システムの運用コストを削減できる
- 放熱性の向上によって消費電力を低減し、全体的な電力消費コストを削減
- より低背で接触抵抗に優れており、データ センター内の全体的な電力消費を削減
- 電力、BBU、カビー シェルフなど、さまざまなデータ センター用途に使用できるコネクタおよびケーブル アセンブリ
- カスタムのケーブル アセンブリ作成に使用できる幅広いパワー コネクタ
12 V または 48 V バスバーおよびケーブル アセンブリ
製品の特長
- パワー シェルフおよび BBU シェルフ向けに最適化された 500 A バスバー コネクタ
- カビー シェルフでの使用に最適化された 200 A コネクタ
- 個別のサーバ スレッド向けに最適化された 25 A および 50 A ケーブル アセンブリ
- ラック設置に耐えるように設計された堅牢な金属製コネクタ
- 放熱性の向上によって消費電力を低減し、電力消費コストを削減
- より低背で接触抵抗に優れており、データ センター内の全体的な電力消費を削減
- 同じコネクタを 12 V または 48 V の電源、および電源またはリターンに使用可能 (それぞれ 1 つずつ)
- カスタム ケーブル アセンブリをご用意、シンプルかつカスタマイズ可能な設計
12 V バスバーおよびケーブル アセンブリ
製品の特長
- ラック内のバスバーの数を 3 本から 1 本に減らし、コストを削減して配電アーキテクチャを合理化
- 120 A の電力を効率的に供給することで、エネルギー消費量を低減して運用コストを削減
- 最大 0.2 ミリオームの接触抵抗で電力損失を解消する信頼性の高い端子クリンプ接続
- 不必要なシステム ダウンタイムを最小限に抑える活線挿抜可能な設計
- 端子を保護する耐応力特性により、嵌合時または抜去時の過偏向による損傷を最小限に抑える
- 迅速な取り付けを可能にする活線挿抜可能な設計と誤挿入防止機能
- カスタム ケーブル アセンブリをご用意