チップオンボード (CoB) LED の無はんだ結線

LED ホルダは、チップオンボード (CoB) LED を機械的に固定して電気的に接続し、ヒートシンクに押し付けることができる丸型リセプタクルまたはソケットです。TE の LUMAWISE LED ホルダははんだ付けが不要で、標準化されたねじピッチの M3 ねじ 2 本を使用して LED をヒートシンクに直接取り付けることができます。さらに、どの LED ホルダにも、二次光学機器から同じ距離に光学機器用のランディング ゾーンがあります。

LED ホルダの機能

LED ホルダには、次の 4 つの重要な機能があります。

  1. チップオンボード (CoB) LED を保持したまま、ヒートシンクに取り付けられる
  2. ヒートシンクにねじ止めされた後、CoB LED をヒートシンクに押し付ける
  3. CoB LED に電気的に接続しており、容易にワイヤ接続ができる
  4. リフレクタやレンズなどの二次光学機器のために絶縁されたランディング ゾーンを提供する

技術的特長

電気

  • 電流: 3A (代表値 - 各型番の製品仕様を参照) 
  • 電圧: 60V DC (代表値 - 各型番の製品仕様を参照)

機械

  • -40°C ~ 105°C の使用温度範囲
  • #4 または M3 の取り付けねじサイズ 
  • 18 ~ 22 AWG (0.35 ~ 0.75 mm2) の単線、ヒューズ付きワイヤ、より線をサポートする Poke-In スタイルの電気接点
  • Zhaga Book 3 規格に準拠可能

材料

  • ハロゲンフリーの高反射性 PBT
  • 金めっき銅合金接点 (代表値 - 各型番の製品仕様を参照)

説明

TE の LUMAWISE タイプ Z LED ホルダは、CoB LED アレイにすばやく簡単に無はんだで接続することが可能で、Zhaga 準拠モジュールを開発できるように設計されています。標準タイプおよび低背型タイプの Z50 LED ホルダは、組み立て時に LED をホルダに固定するスナップイン式 LED 保持機能を備えており、取り付け具に適切に配置できます。光学機器アタッチメント機能付き、またはアタッチメント機能なしのバージョンが用意されており、お客様のニーズに合わせた構成をお選びいただけます。光学機器アタッチメント機能付きバージョンは LEDiL の光学製品に対応しており、スポット ライトおよびダウンライトの用途でビームを柔軟に成形できます。

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無はんだ接続により アレイとチップオンボード (COB) LED に高い統合性をもたらす当社の LUMAWISE LED ホルダは、無はんだ接続によって LED を機械的に固定し、照明器具に電気接続できます。ソケットにより、数本の標準ねじを使用して基板やヒート シンクに LED を直接取り付けできます。当社は、無はんだ接続の各種 LED ホルダを提供しています。これらの製品を使用することで、取り付け具の設計に LED を容易に統合できます。スケーラブルなタイプ Z およびカスタム ホルダのプラットフォームは、設計者に独自の機能とメリットを提供します。当社の LED ホルダは、LED の電気的、機械的、熱的、および光学的な相互接続性を統合することによって、取り付け具のエコシステムの中核となります。 これらのホルダには、市場投入までの時間短縮、適用コストの削減、容易な統合の促進、アセンブリの効率向上の面で、従来の LED 統合手法に比べて優位性があります。

用途

  • スポット ライト
  • ダウンライト
  • トラック ライト
  • 街路照明
  • 一般照明

Zhaga

当社は、業界規模の協力によって LED 光源の互換性を実現し、汎用照明用 LED アプリケーションの簡易化に取り組む国際組織である Zhaga コンソーシアムの参加メンバです。TE は、業界をリードする LED メーカおよび光学メーカと提携を図り、お客様固有の LED アレイに最適なコネクティビティ ソリューションをお届けしています。

よくある質問 (FAQ)

特定の CoB LED に対してどの LED ホルダが必要ですか?
取付適用規格 114-32208 をご覧ください。

 

LED の発光面 (LES) から光学機器までの距離はどれくらいですか?
すべての LED ホルダには光学機器用のランディング ゾーンがあり、これはヒートシンクから 3.5 mm 離れています。LES からの距離を測定するには、3.5 mm から LED LES の高さを差し引きます。

 

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