TE Connectivity は、世界中の電力会社や施工業者に柔軟性、設置の容易さ、確かな性能を提供するために、AMPACT BAT ボルト作動式タップのコネクタ製品群に、小型化した新しいサイズを開発しました。
公開
05/02/24
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Sian Glaessner
TE Connectivity
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オットブルン、ドイツ
電力会社は、電動化の広がりによるエネルギー需要の増加に対して、各社の架空送電線や配電線で対処できるようにする必要があります。電力会社が使用する技術は、電力網の修理、拡張、最新化の際には確実に機能し、迅速に設置する必要があります。接続およびセンサの分野における世界的リーダーである TE Connectivity は、AMPACT BAT ボルト作動式タップの架空送電線および配電線用コネクタの最新の製品群をより小型化した新しいサイズで拡張しています。この製品群の拡大により、電力会社は、部品数を少なく抑えながら幅広い用途に対応できるようになることから、物流が合理化されるとともに設置が容易になるメリットがあります。
「2022 年以降、世界中の電力会社の顧客は、当社の AMPACT BAT 製品ポートフォリオが提供する設置の容易さと確実な性能を享受しています。当社のコネクタ製品群は設計の柔軟性を備えており、この小型化したサイズは、より多くのお客様がこのイノベーションの恩恵を受けられるように設計されています。施工業者からは、特別なツールなしで迅速に設置できるという点が高く評価されています。最終的に、当社のイノベーションは、継続的な電力に依存しているすべての企業とコミュニティに利益をもたらしています」と、TE プロダクト マネージャの Justin Opel は述べています。
粉末を使わない電力が用途の柔軟性を引き出す
ボルト作動式の設計は、設置での粉末作動式の素子の代わりとして設計されているため、施工業者が簡単にセットアップして作業を開始できます。AMPACT BAT コネクタは、特殊なツールを使わずに、グローブや標準的なホット スティックを使用してシームレスに設置できるように設計されています。また、TE の楔入圧技術に依存しています。この技術は、コネクタと導体間の接触を最大限に高めることができ、現場で 60 年の実績があります。
AMPACT BAT は、第 1 世代の AMPACT コネクタが持つ技術的性能をすべて備えており、粉体作動式工具の保管要件が地域によって追加される心配がありません。また、幅広い導線サイズに適合し、在庫管理を合理化して電力会社に付加価値を提供します。いずれのタップも複数の導体を組み合わせて接続に使用できるため、効率が最大限に高まり、在庫のコネクタ数量を最大 50% 削減できます。
第一級の試験、トレーニング、サポート
AMPACT BAT コネクタはすべて、市場で最も厳しい電気特性基準に対して ANSI C119.4 クラス AA 試験を実施しており、長期にわたる電力網の性能を保証しています。TE は、詳細な施工手順書、データシート、試験報告書、顧客図面、施工業者に焦点を合わせてカスタマイズしたトレーニング イベントをユーザに提供しています。YouTube のデモンストレーションはこちらでご覧ください。
機能概要
- 業界標準のツールを使って簡単に設置可能。
- タップを使用して、複数の導体を組み合わせて接続可能。
- タップ着脱時の導線に対して安全な状態を確保。
- 熱膨張や「クリープ」を相殺しながら、接続箇所にかかる力をコネクタの寿命を通して一定に保つことが可能。
- コネクタが適切に設置されているかを目視検査するための信頼できる検査箇所として活用可能。
- ANSI C-119.4 クラス AA に適合した、業界をリードする電気特性。