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概要

当社の AMP Weld 発熱溶接プロセスは、アルミノテルミー法によるアルミニウムと酸化銅との化学反応です。 この発熱反応では、アルミニウムによって酸化銅が還元されて銅金属 (溶融) と酸化アルミニウム (スラグ) が生成され、多量の熱が放出されます。反応によって生成された溶融銅を使用して導体を融着し、電気接続を形成します。形成された接続の電流容量は、結合する導体の電流容量を上回ります。接続によって抵抗が増加することはなく、その耐用年数は結合する導体の耐用年数より長くなります。

主な用途としては、永続的な接続が必要な電気アースや電気ボンディングが挙げられます。このプロセスは電力接続にも使用されます。この技術は、永続的で信頼性の高い電気接続を確立する方法として現場で実証されています。

AMP Weld 発熱アース コネクタは、IEEE 837-2014 の最新版で定められた高度な基準に基づく試験に合格し、認証を受けています。

この IEEE プロトコルには、各アース接続の評価手順として次の 2 通りの試験が含まれています。

  • 機械的試験。きわめて高い非対称の試験電流を印加することで、接続部に大きな電気機械力をかけます。
  • 逐次試験。厳しい現場条件を再現した一連の環境に接続部をさらします。

試験された導体の組み合わせと構成は次のとおりです。

  • ケーブル対ケーブル、ケーブル対アース棒、ケーブル対構造鋼板。
  • T 字接続、並列接続、エンドまたはストレート接続。
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主な特長

  • 高品質の溶接材料 
  • 銅導体の完全な融着
  • 過酷な環境での環境試験プロトコル
  • 容器の充填量は質量単位 (体積単位ではない)
  • 2 区画容器で材料の混合や流出を防止
  • IEEE 837 2014 規格の最新版に準拠
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  1. TEのAMP Weld 発熱溶接接合の取り付け方法紹介ビデオ (英語)

TE Connectivity (TE) の AMP Weld 発熱溶接コネクタ システムは、豊富なモールドとアクセサリを提供します。ここから製品のデモンストレーションをご覧ください。

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FAQ

よくある質問 (FAQ)

Q: TE の AMP Weld 発熱溶接プロセスとはどのようなものですか?

A: 当社の AMP Weld 発熱溶接プロセスは、アルミノテルミー法によるアルミニウムと酸化銅との化学反応です。この発熱反応では、アルミニウムによって酸化銅が還元されて銅金属 (溶融) と酸化アルミニウム (スラグ) が生成され、多量の熱が放出されます。反応によって生成された溶融銅を使用して導体を融着し、電気接続を形成します。

 

Q: 発熱溶接プロセスはどのようなときに使用すればよいですか?

A: このプロセスは、銅と銅、銅と鋼などを結合して永続的な電気接続を形成するときに使用します。

 

Q: 発熱溶接プロセスはどのように行いますか?

A: 溶接には、半永久的な黒鉛モールドと高品質な発熱溶接材料 (粉末) を使用します。モールドを開いて発熱アース コネクタをセットし、モールド ハンドル クランプでモールドを固定します。モールドの蓋を開き、鋼製の円板をモールドに入れてから、溶接材料を入れます。出発材料の一部を溶接材料の上に振りかけます。蓋を閉じ、残りの出発材料を蓋の上にかけます。フリント イグナイター (点火器) を使用して反応を起こします。この反応は数秒で終わります。

 

Q: 発熱溶接プロセスは現場で実施できますか?

A: 発熱溶接プロセスは現場で簡単に行うことができます。プロセスを起こすために外部電源は必要ありません。当社の発熱溶接材料は、酸化銅、アルミニウム、合金元素を独自に配合したもので、市場で入手可能な溶接金属の中で最大の収率が得られるように調合されています。

 

Q: 発熱溶接材料に使用されている成分は簡単に輸送できますか?

A: 溶接材料と出発材料は、プラスチック製の 2 区画容器にサイズ別にパッケージされています。これら 2 つの材料は容器の別々の区画に入っているため、溶接材料と出発材料が混合することはありません。プラスチック ボックスには、容器とともに鋼製の円板が入っています。これらの材料は非爆発性で、自然発火することはありません。

仕様と特徴

製品情報をご確認ください または 認証機関による最新情報に関しましてはお問い合わせください。 

製品のタイプの特徴

  • 据え付け技術  発熱溶接グランド接合

  • 導線組のみ合わせ 1  300 MCM, 1/0 AWG ~ 4/0 AWG, 鉄筋

  • 導線組のみ合わせ 2  300 MCM, 1/0 AWG, 4 AWG (16 mm²), 19/

構成の特徴

  • 目視検査  はい

ボディの特徴

  • 導線のタイプ (大型)  銅クラッド アース棒, 銅より線, 銅クラッド鋼

  • 導線のタイプ (小型)  銅バスバー, 銅クラッド鋼, 平らな鋼表面, 銅クラッド アース棒, 銅単線, 垂直鋼管, 垂直鋼表面, 銅より線, 鋼管

動作/用途

  • 電力コンポーネントのコネクタのタイプ  アース棒対ケーブル, すべての AMPWeld モールド, ワイヤとアース棒間, ケーブル - バスバー, 電線対電線, ケーブル対スチール, ケーブル対ケーブル, 鉄筋 - ケーブル

業界スタンダード

  • 認証/規格製品に適合  UL

  • 認可規格製品に適合  IEEE 837

製品在庫状況

  • 在庫状況  アメリカ

参照番号

  • TE用番号 CAT-AMPWELD

関連資料

データ シート/カタログ ページ