高い信頼性に向けたエンジニアリング

信頼性の高い気密接続は、TE Connectivity (TE) の DEUTSCH ハーメチック コネクタにお任せください。潜水艦から衛星や航空機、海洋探査・生産に至るまで、さまざまな用途に対応する DEUTSCH ハーメチック コネクタは、過酷な使用環境向けの優れた選択肢です。当社には、温度・圧力・環境面の懸念から標準コネクタを使用できない用途向けにガラス対金属シールを製造してきた 40 年に及ぶ経験があります。

TE は、自社のハーメチック コネクタのすべてのコンポーネントを設計・製造します。 当社はハイグレード材料から始めます。すなわち、ステンレス鋼棒材やシェル用のチタンなどの特殊金属、ハイグレード シリカやガラス用バインダ、端子用各種特殊合金、用途に合わせて慎重に選定したエラストマなどです。材質選定における重要な考慮事項は、密封プロセスの高温に耐えられるかどうかです。すべてのコネクタには入念に漏れ試験を行っており、ハーメチック シールの完全性を確かなものにしています。

TE の DEUTSCH ハーメチック コネクタの生産には整合シールと圧縮シールの両方が使用されています。 整合シールでは、金属とガラスの熱膨張係数 (CTE) は同等です。これによって、熱膨張や熱収縮によるガラスへの応力が低減されます。圧縮シールでは、金属の CTE がガラスの CTE よりも高くなっています。コネクタを製造する焼成プロセス中に、金属がガラスよりも膨張します。ガラスと金属が冷却するにつれて金属はガラス上で収縮して非常に堅牢な接着が実現します。圧縮シールは高圧用途に使用されます。