質問: TE のケーブルクリートは何で作られていますか?
回答: TE のケーブルクリートの本体は、耐衝撃性と紫外線安定性を持つハロゲンフリーの難燃性 V0 ポリマー材で作られています。金具の部材には、過酷な環境下でも性能を維持する、SS304 グレードのステンレス鋼を使用しています (ご要望に応じてその他のグレードのステンレス鋼もご用意できます)。ゴム製インサートは、高性能で、紫外線安定性をもち、ハロゲンフリーのエラストマ複合材で作られています。
質問: 耐衝撃性はどのクラスに分類されますか?
回答: TE のケーブルクリートは耐衝撃性において、IEC 61914:2021 の最高レベルである"Very Heavy"に分類されます。
質問: TE のケーブルクリートの適用温度範囲はどの程度ですか?
回答: TE のケーブルクリートは、最低温度 -40°C (-40°F)、最高温度 120°C (+248°F) の範囲内での使用において、IEC 61914:2021 の機械的試験の要件を満足します。
質問: ケーブルクリート間のスペーシングを計算する方法を教えてください。
回答: 国際規格 IEC 61914:2021 に基づく公式を参考に、導体間の電磁力を計算できます。この公式は、ケーブルが静剛性を維持した状態で、DCコンポーネントのない対称故障電流の波形を前提として、短絡状態で導体間に生じる電磁力の概算値を単純化し、算出します。
Ft = 0.17 x ip2 / S
各値の意味は以下のとおりです。
Ft = 導体にかかる最大応力 (N/m)
ip = ピーク時短絡電流 (kA)
S = 隣接する 2 つの導体の中心間距離 (m)
このように算出された Ft 値をクリートの機械的強度と比較することで、スペーシングを決定できます。