電線対基板用コネクタとは、電線をプリント基板 (PCB) に接続し、回路間の接続を可能にするコネクタです。 柔軟性と信頼性を念頭に置いて開発されている当社の電線対基板コネクタは、フリクション ロック機構または完全ロック機構を備えた製品で、低背の嵌合高さと確実な結線を実現するよう設計されています。TE の LCEDI コネクタは、LVDS (低電圧差動信号) と eDP (embedded DisplayPort) のどちらの用途にも使用できます。Economy Power (EP) コネクタの極数は最大 12 であるため、限られたスペースでも回路基板に確実に電源を供給できます。マルチ接続またはシングル接続タイプの PCB タブには、スタッド マウント、プリント回路マウント、ワイヤ クリンプ、テスト、溶接などのタイプがあり、クイック ディスコネクト用のアダプタもあります。
電線対基板コネクタの用途
クックトップやオーブンなどの家電製品において、TE の PCB 端子ははんだなしで電線を基板に固定するため、迅速な交換や修理が可能になります。2.5 mm ピッチの Grace Inertia コネクタは、TE 製のヘッダやリセプタクルと確実に嵌合するよう設計されており、シングル ポジションのストレート ヘッダから複数列 150 ポジションのライト アングル ヘッダまで、さまざまな構成で使用できます。TE の電線対基板コネクタを使用すれば、目的の用途の要件に応じた接続を実現できます。
注目の製品ラインナップ
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ダイナミック シリーズ コネクタ
TE のダイナミック シリーズ PCB コネクタ シリーズは、電線対基板、電線対電線、電線対パネル タイプのコネクタを幅広く取り揃えています。
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家電製品での使用
冷蔵庫、冷凍庫、食洗機、製氷機の設計上の課題を解決する TE Connectivity のソリューションをご覧ください。