高性能コンピューティング用 QSFP-DD
QSFP-DD (クアッド スモール フォーム ファクタ プラガブル ダブル デンシティ) は、28 Gbps NRZ または 56 Gbps PAM-4に対応し、各ポートにつき合計 200 Gbps または 400 Gbps を実現する 8 レーンの電気的インタフェースを用いて、QSFP インターコネクションの密度を 2 倍にしています。TE が提供する QSFP-DD コネクタ ラインナップは下位互換性を備えており、既存の QSFP モジュールも QSFP-DD ポートに接続できます。また、TE の QSFP-DD ケージは、独自のヒートシンク設計を採用することによって、卓越した熱特性と高速伝送性能を持ちながら、15 W ~ 18 W の用途にも低コストで対応できるという、他にはないソリューションを実現しています。
新製品
QSFP-DD 112G 1x SMT リセプタクル コネクタ
TE Connectivity の新しい QSFP-DD 112G SMT リセプタクル コネクタは、既存の QSFP サイズ形状で密度を高めることによって最高 800 Gbps を実現し、次世代データ センターのニーズに応えることができます。これらの製品は 800 Gbps PAM-4 プロトコル向けに設計されています。TE の QSFP-DD 製品は、独自のヒート シンク技術を活用することで 15 W ~18 W の用途でコスト効率よく動作します。 当社の新しいコネクタには完全な下位互換性があり、既存の QSFP ソリューションからのアップグレードが容易です。TE には、1x1 ~ 1x6 ケージやSMT コネクタなど、QSFP-DD の幅広いラインナップがあります。カスタム ライトパイプ、ヒート シンクもご用意しています。
2X
COOL
FAST
製品の特長
QSFP-DD コネクタ
- フェースプレート密度は、現行と同じ 1 × N QSFP28
- 1×1/ 1×2/ 1×3/ 1×4/ 1×5/ 1×6 のケージをご用意
- ケージは両面基板接続に対応
- コネクタは、従来の 4 列 SMT
- 56G QSFP-DD ケージは QSFP-DD 112G コネクタとドロップイン互換性があります
- ヒート シンクおよびライトパイプ オプションを複数ご用意
- 標準 PCIe、SAN、NET に対応したヒートシンク高さのほか、お客様のご要望に合わせてカスタマイズ可能
- ライトパイプは1/ 2/ 4 本構成
2×1 QSFP-DD ケージ/コネクタ
TE が提供する QSFP-DD 表面実装型製品の豊富なラインナップに QSFP-DD 2×1 ケージおよびコネクタが加わり、優れた堅牢性・信頼性・コスト効率のソリューションによって 400 G 用途のための設計オプションがさらに広がりました。これらの製品は、28G NRZ プロトコルと 56G PAM-4 プロトコルの両方に対応しており、112G PAM-4 のロードマップを視野に入れて、将来のシステム アップグレードにも対応しています。QSFP-DD 2×1 ケージおよびコネクタではスタック構成を採用しており、ホスト基板からの高さを出すことによって空気流をさらに収束させるとともに、ASIC ヒート シンクの大型化も可能にします。独自のヒート シンク技術を活用した、コスト効率が高く、高出力アプリケーション (15 W ~18 W) の冷却にも対応可能なソリューションです。
製品の特長
QSFP-DD ケーブル アセンブリ製品
- QSFP-DD ケーブル アセンブリ製品は QSFP28 4 チャネル (8 ペア) に似ていますが、PCB 先端部分に 2 行目の端子を追加することによって、チャネル数を 8 (16 ペア) に倍増させています。
- 最大ケーブル長さで、13.28 GHz において -17.28dB という IEEE 802.3cd SDD21 の要件に対応
- 16 ペア 28AWG ケーブル (2.5 m)が最適、32 AWG の細径にも対応予定
- QSFP-DD 対 QSFP-DD
- QSFP-DD 対 2×/ 4× QSFP28/56
- QSFP-DD 対 8× SFP28/ 56
用途
QSFP-DD コネクタおよびケーブル アセンブリ製品
- サーバ
- スイッチ
- ルータ
- データ センター
- 高性能コンピューティング (HPC)