当社は、極超音速での熱と速度に起因して増大する要件に対応し、お客様の設計ニーズに応える次世代の相互接続技術を創造できます。目標検知追尾装置、コントロール センター、発射装置のいずれを設計する場合でも、当社のエンジニアがお手伝いします。
より高速でより耐熱性のある技術が求められ、次の驚異的なエンジニアリングを実現するためにできることの模索が続く中、TE Connectivity は信頼できるパートナーとして、お客様の設計をその完成まで導きます。カスタム アセンブリであっても、またケーブル、コネクタ、エンジニアリング ポリマー ソリューション、リレー、サブアセンブリ、ワイヤなどの部品であっても、当社は小型設計の中で重要なコンポーネントをこれまでになく容易に接続できるようにします。
この Breaking Defense のウェビナーでは、TE Connectivity のエアロスペース、防衛、海洋ビジネス部門のエンジニアリング フェローである Matt McAlonis が講師を務めます。ここでは、堅牢なセンサーとコネクタでコネクティビティの課題解決を当社が支援する様子、極超音速技術の進歩状況、アーキテクチャ全体を把握しているパートナーとの協力が持つ重要性、極超音速用途で長期間の保存によって多く発生するガス放出などの問題を TE 製品が防止できる様子を紹介します。
目標検知追尾装置: 目標検知追尾装置での接続は、極端な熱とサイズの要件に対応しながら、電子機器が高密度実装されたミサイル領域で高速センサのデータと温度を伝送する必要があります。TE のケーブル、コネクタ、光ファイバは、ほぼすべてのサイズと形状に合わせた引き回しにすることができ、小型設計の中で表面温度に近い高温に耐えて優れた性能を発揮します。また、当社の軽量高出力センサは、高密度実装の中でも優れた性能を示し、通信、検知、制御、ナビゲーションのデータを確実に生成します。当社の幅広い製品群を軽量 VPX コネクタや軍用規格ケーブルなどと組み合わせ、当社の広範なポートフォリオ、豊かな歴史、エンジニアリング能力を活用することで、部品表の作成に要する時間を短縮できます。
コントロール センター: ミサイルのコントロール センターでは、電子戦で重要なレーダー センサとの通信、制御、ナビゲーションのデータを管理するために高速処理が不可欠です。要求がきわめて厳しい熱と振動の環境でコントロール センターに電力を供給するように設計された標準化高速 VPX 基板対基板コネクタによって、TE Connectivity の相互接続は、コントロール センターへの膨大な接続の管理をこれまで以上に容易にします。サイズ、重量、形状のカスタマイズが可能な当社の能力により、信頼できる 1 社のパートナーからさまざまなサイズ形状と軍用規格の製品を入手できます。
発射装置: 現代の発射装置は、ミサイルのライフサイクル全体を通じて機能できるように、相当な水準のパワー、耐久性、耐劣化保護を必要とします。このような要件を当社は理解しており、当社製コネクタを EMI シールドなどで保護しているので、高温の振動環境での性能向上に実績があります。また、発射装置の配線を簡潔にする各種ハーネスも用意し、一度に 20 種類近くのケーブルを組み合わせています。お客様のニーズが発射装置であってもキャニスタであっても、TE には陸上と海上の軍用機器に電力を供給してきた数十年の経験があります。当社の軍用規格相互接続ソリューションは、きわめて過酷な環境に耐えるように設計され、 現場での故障リスク低減に効果を発揮します。